今回は、わたしの生きてきた人生について、話をしたい。
そして、読んでくれたひとが、こんなすごい人間の底辺みたいな(笑)人生を送ってる人もいるんだな〜って、すこしでも希望を持って欲しくて、書いてみる。
わたしは、裕福な家庭に生まれたと思う。
家も大きくて、小学校も私立だった。
欲しいと喚けばわりとなんでも買ってもらえたし、なんの不自由もなく育ててもらった。
そして、わたしはとにかくなにをやってもできる子だった。
水泳では選手コース、ピアノでは大きなコンクールに出たり、勉強もできた。
もちろん自分はすごいと思い込んでいた。
まあ実際凄かったとこもあると思う。
高校受験の時、偏差値は70を超えていたし、数学だけに関して言えば78とかそのへんまで行ってた記憶。(これだけは今でもめっちゃすごいと思う、まじで別人かもしれない)
結局高校は近くの偏差値70のとこ選んだ。
世間でいえば「頭がいい人」の部類に入るわけで、なんかすごく調子乗ってた。
わたしなんでもできるし〜♪とか思ってた。
で、さらに、年頃の女の子だから、モテたいとか、可愛くなりたいとか、考えるようになって。
可愛くなりたくて可愛くなってるのに、可愛いって言われることがすごくプレッシャーに感じてて。
プラスで、偏差値70の学校に行くってことは、もちろん今まで「頭いい」と思ってた自分がその場所では「平凡」になるわけで。
高校1年の9月ごろ?かな。
どんどんいろんなプレッシャーに押しつぶされて、それは拒食症という形になって現れた。
そっから、全部全部壊れた。
最初は拒食症だって気付かなかったから(体重が減りすぎてたわけでもなく、ただ食べるの怖いって思ってた時期)転校して、やり直そうと思ったけど、そりゃ病気なんだからうまく行くはずなくて。
いままで、自分の自信をつくってたものが壊れて、そして、わたしにはなにも残らなかった。
そこで、自分の中でものごとに対する考え方がすごく変わったことを今でも覚えてる。
それで、結局何ヶ月もかかって、4月から全部やり直したくて、転校先で留年することを決めた。
人として、とか、人生とか、いろんなこと考えられた良い時間だったなとすごく思う。
なんども死にたくなったり、一日中泣いたり、もう絶対人生間違えないって、思ってた。
そして、留年して、ちゃんと友達もできて、彼氏もできて、いい先生に恵まれて、本当に幸せで、わたし、これ卒業する時絶対泣くわなんて考えてた。
だけど、高2に上がって、また9月ぐらい。
だんだん、ひとと接することが怖くなった。
クラスの男子たちが、ひとの容姿を貶したりしていることがすごくショックだったのと当時付き合ってた人がすごく口が悪くて傷ついてしまったことがあったりして、わたし自身も、誰かと喋ったら知らないうちに傷つけてしまうんじゃないかとか、いろんなことを考えた。
そして、そんななかでの修学旅行。
前日から泣くぐらい行きたくなくて、旅行中、「精神的にまじでやばいんだけどどうしよう」ってことばっか考えてたのをすごく覚えてる(笑)
で、結局、3日目の朝にクラスのみんなの前で大号泣して、一日中ホテルで寝てたりした。(笑)
もうね、ぜーんぜんたのしくなかった。ご飯は美味しかったけど。
高校の修学旅行が楽しくなかった人なんているのかな!?ほんと武勇伝だわこれ。
まあそんなこんなで、また結局学校に行けなくなって、出席日数足りなくなった。
そのときに、わたし、お母さんとの関係が悪化して。
だから手続きとかそういうのもできる状態じゃなくて、結局高校中退ってことなんだと思う。
それでお母さんとの話、反抗期とかそういうもので片付けられるほど簡単なものじゃなくて。
お母さんのことすら恨んでしまって、本当に世界は1人なんだって、本気で感じて。
人が本当に怖くなって、宅急便受け取るだけでも、手が震えて冷や汗が止まらなくなって、わたしもうダメなのかもしれないって何度も感じてた。
対人恐怖のことをグーグルで調べても解決方法はカウンセラー。
でもわたしどこにも頼れる人がいなくて、もう無理なのか、って思ってた。
結局、いろいろ辿っていくうちに、「愛」の話が深く関わってることを知って、そして、わたしが前に経験した摂食障害も、根本的にはこれが原因だったことも知って。
本当の意味で、「自分を愛する」とか、世界が愛に満ち溢れてることとか、世界が暖かいこととか、人間は1人じゃないんだなってこととか、知ることができた。
その感情こそが、幸せであり充実感なんだって、今すごく実感してる。
とにかく、わたしは幸せだ。
まあなんかわたしの感情がすごく入ってるけど、できごとだけ見たら高校留年した上に中退してるだけで、職業もなくて、ただのニートのわたし、きっと普通に聞いたら見下されるんだろうなと思ってる(笑)
そしてここまでダラダラ書いたけど、ここまで読んでくれた人が、わたしの人生を知って、なにか気づきを得られたり、勇気や希望を少しでも感じてくれていたらいいな〜と思う。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
楽しい人生にしましょう〜