8月末のことですが、インタビューを受けました。
写真を見せられて、どう思うかを私なりに話してほしいというものです。
写真に写っていたものは福島では少し話題になっていたので 私も知っていました。
今日、実際に実物をこの目で見てきましたので ブログに書いてみようと思います。
「サン・チャイルド」という造形物をご存知でしょうか?
何を作っても自由です!
しかし、この造形物は公共施設の屋外に設置されていて、自然と目に入る所にあります。
見た人がどんな感想を持ち、発言するか それもまた自由だと思うのです。
私は最初にこれを写真で見た時、なんか気持ち悪い これのどこがチャイルド(子供)なんだ?と思いました。
・顔が汚れて傷だらけ
(作者によると、放射線のない世界を願ったとのことです)
・ランドセル背負ってるから子供?
特に私が一番納得できないのが、胸のカウンターです。数字がゼロになっているんです。作者は放射線のない世界を願ったらしいのですが、私は「呪い」だと感じました。
『福島の人は放射線下がるようにもっとがんばれ!ゼロになるまでがんばれ!!』
自然界にも元々放射線はあって、どうやってもゼロにはならないと分かりきっている事実です。
だから、いくら自由な造形物とはいっても私は受け入れられませんでした。
インタビューでもそのように話しました。
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最近また新しいニュースが流れてきて、
この像の撤去が決まったそうです。
8月3日に設置されて9月18日から撤去工事だそうです。
撤去が決まり、この造形物が「復興の象徴」にならなくて本当によかった!
撤去後は解体されてどこかに保管されるそうです。
(こんなに大きな像を受け入れたり、解体保管‥‥全て福島市の税金なのかな‥‥)