お弁当の買い出しに行こうと玄関を出た時に、何気なくみた郵便ポストの中に封書があった。
いつもなら後からとるんだけど、何か気になったからポストから取り出すと 教育委員会から主人宛だった。忙しさにまかせて、結果が来るのを忘れてた。
後から落ち着いて、開封すれば良いのに車に乗り込むなり開封しちゃいました。
結果。
自閉症・情緒障害特別支援が適と判断しました。
頭が、真っ白になった。
分かってたくせに、それが良い選択だと思い始めてたくせに、ショックだった。
何処かで、普通クラスで通級に通いながらでも大丈夫なんじゃないかと思ってたから。
書類は、信号待ちで止まった主人にも見せた。
成人してる一番上の娘にも見せた。
主人は、あゝという重い返事だった。
理解した。そうかみたいな返事かな。
長女は、私の気持ちを察したようで、「でもさ、普通クラスで 理解出来ないで授業中ずっと、不安な気持ちをしてるジローを想像したら、涙が出るよね。」
そうだね。そうだよね。分かる。うん。
そんな気持ちが私の頭の中でグルグルまわる。
そして、
「判断は出しますがこれは参考にして下さいね。
最後の決断は、ご両親ですよ。」
就学相談の時に言った言葉を思い出した。
まだ、結論を出すのは早い。
気持ちは、すごく重いけど。
そんな時に、車の中でジローの歌声が響く。
いつもは、ほぼ不明瞭なのに今日はすごい。
運動会の歌を歌ってるのが、よく分かる。
フレーフレー赤。フレーフレー白。
家族それぞれが、驚きながらも
「すごい。すごい。上手だね」褒めた。
ジローは、のんびりだけど成長してるんだね。
少しだけ、さっきの気持ちが遠のいた。
もう少し時間が、あるからゆっくりと答えを出そうと思う。