ある講演会に参加してきました。
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「犯罪に手を染める子供達がいるのはなぜ?」

「自殺をはかろうとする子供達がいるのはなぜ?」


ある弁護士の方が、こういう子供達に真正面から対応し、経験し、その子供達に教えられたこと、という壮絶なお話でした。



<子供の権利とはなにか?>

①生まれてきてよかったね。ありのままのあなたでいい。

②ひとりぼっちじゃないんだよ。

③あなたの人生は、あなたにしか歩けない。あなたが歩いていい。



国連でもこんな権利が・・・

<国連子どもの権利条約>

子どもは尊厳を有するひとりの人間であり、尊厳を守るための権利の主体である

・生きる権利・成長発達する権利・自由を保持する権利・虐待、搾取されない権利・遊、休息する権利・学ぶ権利・数々の困難な抱えた子どもが人間の尊厳を回復する権利

子ども参加と子どもの意見の尊重



そして、こんなお話も。

子どもとおとなは、対等かつ全面的なパートナーである



全ては、この箇条書きでは伝わらないかと思います。





講演会を聞いていた人、それぞれに何かが伝わったのではないでしょうか。

私も私で受け取ったものがたくさんありました。

・今までの疑問が解消
・発見

私はどちらかというと、改善に努めた弁護士さん、大人としての立場ではなく、

「犯罪に手を染める子供達」
「自殺をはかろうとする子供達」
の立場で聞き入ってました。


とてもよくわかるから。


そして、それを真っ向から取り組んできた人たちがいる。

そのことの感動・・・。






「問題にぶちあたったとき、結局そのとき自分は何もできなかった。無力だった。話を聞いてあげるしかなかった。」

~中略~

「だけれども、子供たちは、大人が真剣に自分たちの話を聞いてくれたことを喜んで、最後は自分達でそれぞれ乗り越えていった」

というお話に納得しました。







「犯罪に手を染める子供達」「自殺をはかろうとする子供達」を助けようとすることは、とても難しいです。

でも、その立場にいる子供達は、なんとか乗り越えていける子だから、その子だった。



子ども側から見た私と同じだと思いました。






だから、どんな子供であっても

子どもの人格尊重、1人の人間として尊重すること

というのは、とても大事なことなんだ。







今後取り組む内容のお話も聞いて、希望的に感じました。

素晴らしい活動、世の中にはたくさん進んでいるんですね。




最初は小さなことから始まった取りくみも、時間をかけて今に至る。

私ができること。

コツコツがんばろう。

そう思えた素晴らしい講演会でした。




一期一会。

出会いに感謝です。







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