今日、再放送だったようですが、BSで放送されていた「左手のピアニスト」のコンクールを特集した番組を偶然目にしました。番組の後半しかみていないので、出演していた方々がなぜ左手でしか演奏できなくなったのか、わからないままの方もいましたが、やはり「ジストニアが原因で」と言っている方もいらっしゃいました。
「オクターブが弾けない」「速いパッセージが弾けない」という言葉を聞いていると、やはり自分のドイツ時代の苦しい日々が思い出されてなりませんでした。私は、ジストニアの有無に関わらず、「室内楽を演奏したい」という希望が強かったので、自分を騙し騙ししながらも幸い演奏活動を中断することなく来ましたが、もし、「私は絶対にソリストとして演奏したい」という想いが強ければ、ドイツ留学をする前に演奏を続けるという選択肢は完全にあきらめていたと思います。
・・というと、「室内楽のピアノって簡単なの??」と思われてしまいそうですが・・![]()
今日は「左手一本で演奏を続ける!」と決意して演奏活動をし続ける方々の姿を見ていて、その熱い想いにとても感銘を受けました・・・ 私なら、「両手で弾けないならもう無理!」と簡単に音楽をあきらめていただろうなぁ・・・と・・・
ジストニア発症前の状態とまではいかないものの、鍼治療を経てせっかく右手が昔では考えられないほどに良くなった今、そのありがたみを忘れないように。間近に本番がないとついつい練習をさぼりがちなお年頃ですが(苦笑)、ソロが弾けなかった20年間を取り戻すべく、いろんな曲にチャレンジし続けようと思います!目指すぞ、一生現役演奏者!![]()