[秩父紀行Arch.8] 皆野のヘメロカリス | ドリームハウス南蘭得 - 秩父とダムと鉄道と。

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こんばんは。

コロナで毎月恒例の秩父紀行が書けないので、今回は秩父紀行アーカイブと題して記事にしていなかった昔の分を紹介します。(アーカイブという言葉の使い方が正しいかどうかは不明)

 

さて、秩父にあるお花のスポットといえば、羊山公園の芝桜、秩父高原牧場の天空のポピー、そして秩父鉄道の御花畑駅あたりが有名かと思いますが (ちなみに御花畑駅という名前は芝桜ではなく昔からの地域の呼び名に由来するそうです)

皆野町では「ヘメロカリス」という黄色や赤の鮮やかな色に咲く花の花畑を見ることが出来ます。

以下は2017年の7月に訪問した時の写真です。

 

ヘメロカリスのスポット「出牛(じゅうし)」へは、皆野駅から皆野町営バスで向かいます。

バスの車種は専門外なので詳しくはないのですが、この小さいバスの車種名は「ポンチョ」みたいな可愛らしい名前だったような気がします。

 

皆野町営バスは2路線あります。秩父温泉、秩父華厳の滝、天空の楽校といった観光スポットを結ぶ日野沢線と、どちらかというと地元利用者向けの金沢(かねさわ)線。そして今回乗車するのは後者になります。

秩父の路線バスの中では地味に思われがちな金沢線ですが、魅力的な場所もあるということを伝えたかったので記事にしてみました。

 

ちなみに、現在では専ら皆野駅への地域輸送の役割となった金沢線ですが、かつては途中の「いろは橋」で本庄市営バスと接続し、

峠を越えて本庄駅方面に抜けられたらしいです。

現在は廃止されているので、もし公共交通で本庄方面へ向かいたければ秩父鉄道で寄居か熊谷に出る必要があります。

…って、地図で見てみたらそこまで遠回りではないですね。まあ残存していたらなかなか面白いルートだったような気がしますが、バスで山を突っ切る需要は無かったということなのでしょうか。

 

皆野駅から30分ほどで出牛バス停に到着します。

(記憶が正しければ)バス停を降りるとすぐにヘメロカリスの花畑が広がっていました。

 

メインと思われるヘメロカリス畑もありましたが、それ以外にも色んなところに咲いていて、町全体がヘメロカリススポットって感じでした。

 

当時は受験勉強の息抜きに軽い気持ちで訪れたので、携帯でこんな感じの写真しか撮っていませんでした。機会があればまた写真を撮りに訪れたいです。

…今年は厳しそうですかね?

 

記事の冒頭で秩父のお花スポットについて触れましたが、羊山公園の芝桜は4月~5月、天空のポピーは5月~6月が見頃であるのに対し、ヘメロカリスの見頃は6月~7月で、ちょうど1か月ずつズレています。いっぺんに見ることは出来ませんが、言い換えればいつ来ても違った楽しみ方が出来るのが秩父の魅力というわけです。

 

ということで、今回はこれで以上です。

今日もご覧いただきありがとうございます。

 

訪問日:2017/7/16

 

 

 

――― 秩父紀行について ―――

 

秩父に魅力を感じ、地元横浜から月に1回ほど通っている私が、秩父の魅力をお届けしています。過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

 

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※番号は個人的な記録用として訪れた順番に付番したものであり、記事の順番とは無関係です。