ご訪問ありがとうございます
西村マイです。
今日は、楽しみにしていた大人の遠足@京都
ウキウキで京都に向かう途中
スマホを落とし画面バキバキになりました
今も立ち直れませんが
遠足はとっても素敵な時間になりました
遠足は、別記事で綴ります。
今日は歴史のお話を…。
歴史を学んでいると、特に古い文献なんかは
特定の人物をめちゃくちゃ悪く書いたりします。
例えば始皇帝。
焚書抗儒など(儒教の本を焼いて儒学者を埋めた)を行って、自らの考え方に合わない人間を排除したり
土木工事に国民をかりたてて酷使し
恨みをかうなど、暴君のイメージばかり伝えられますが
一面では、500年の戦乱を終わらせ、誰にもなし得なかった中華統一を果たして、中央集権体制を築きました。
貨幣や長さや重さの単位を秦のものに統一したり、字を中華全土で統一したり
後々の皇帝たちも始皇帝の考案した
システムにのっかって統治したほど
彼の功績は偉大です。
偉業は数々ありますが
私が一番ビックリしたのは
「車輪の統一」です。
え?
地味?
いやいや
当時の道は、アスファルト舗装されておらず、車輪の穴がボコボコあいているため、他国の馬車が乗り入れるのは中々困難だったそう。
各国でバラバラだった車輪の幅を統一する
ことで、馬車で荷物を運ぶことが容易になりました。
車輪の幅に気づくあたり
細やかな精神を持ち合わせた稀代の賢君といった印象を受けます。
自分なら、車輪の幅を決めることで流通が容易になると思い至らない自信があります
これは、やはり次の王朝が自分の正当性を認めさせるために、わざと前の王様を悪く書いた、ある意味歴史の改竄があったのでは、と考えることもできますよね。
(ちなみに、始皇帝の次の王様は劉邦。400年続く漢を建国しました。)
人間なのだから、良いところも悪いところもある。
悪いところしかない、良いところしかない、
そんな一面しかない人間なんて、いないと
思うのです。
私は、何かアイデアを出すときに
「始皇帝の車輪みたいな案はないか」
という切り口で考えます。
「主要路を舗装したらえぇやん。ローマの石畳みたいなかんじで。」
↑これは、私の発想。
もっと根本からの解決策はないのか
と問いかけます。
歴史から学ぶ
今日は、京都に行ったからか笑
そんなことを考えていました。
とってもディープな京都旅編
とっても素敵な方々とご一緒しました。
ご期待下さい
フライングで金閣寺