私にとって8月9日は特別な日です。

ここからは、よわ~い私がいます。
Happyなキモチでいたい方は、申し訳ないですが、
たぶん読まない方がいいと思います。
スルーしてくださいね。



伯父の突然の死から5年。
何年経っても忘れることはできません。
不慮の事故での脳死。

でも5年経って、ようやくこうやって言葉にすることが
できるようになりました。
連絡を受けた時、すぐに厳しい状況とわかったし、
ものすごく冷静な自分がいました。
たぶん看護師としての私。

でもお別れをしてから、やっぱり忘れられないし、
「なんで?」って言う気持ちの方が今でも強いです。

忘れずに、この想いを持ち続けようと思ったのは、
昨年doaの「I Sing」(6th AL『THIS LIFE』に収録)を
聴いてからです。


“僕に何ができるだろう 今何が残せるんだろう”


看護師だからこそ、できること。
身内だからこそ、感じたこと。
脳死のことをわかっているようで、
残された者の気持ちまで理解できてませんでした。

後悔したこともあります。
一人暮らしだった伯父は、盆、正月は私の実家で
過ごしていました。
その年のお正月前、母が骨折をして、
伯父はひとりで過ごしました。
なんであの時、反対されても帰らなかったんだろうって
今でもやっぱり後悔しています。
口に出して言わないけど、両親も後悔しています。

だから自分の気持ちを正直に伝えようと思いました。
後悔しないように生きようと。

その年のお盆には私の実家で過ごせると
思っていただろう伯父。
最期に伝えたいと思ったことはなんだろう?
私は人としても、看護師としても、大事なことを
伯父に教えてもらえたと思ってます。

この気持ちを振り返る日、忘れない日。
これからも大切な日です。