社会学的制約
社会学的制約とは私たちが無意識に使っているフィルターのひとつです。
お年よりは背中が曲がっていると多くの方が思い込んでいます。
ですが、地域によっては背中がまっすぐなお年よりもたくさんいます。
社会的に「お年よりは背中が曲がっているものだ」と言う文化を受け入れる事によって、私たちはある年齢を過ぎると背中が曲がってきます。
私たち日本人はゴキブリを不衛生の象徴のように思っています。
個人的制約
私たちを取り巻く3つのフィルターには個人的制約というものもあります。
例えば、幼少期に戦争を体験したことがある人は大きな音を聞くと戦争を思い出すかも知れません。
ビジネスの世界でもバブルを経験した人とそれ以降に社会人になった人とではハングリーさが違うともよく言われます。
そのように個人的な経験が異なることで私たちはさらにフィルターをかけて世の中を見て、聞いて、感じているのです。
アルファベットゲーム
アルファベットゲームはニューコードゲームと呼ばれるゲームの一種です。
私たちは自問自答をして、つい頭の内側の世界(4Ti)に入り込んでしまいます。
そうなると新しい情報は入らずに内側のデータだけを頼りにグルグルと同じところをまわることになります。
こんな経験は無いでしょうか?
妻 「台所にあるコショウをとってちょうだい!」
そう言われて、台所を見渡しますがコショウがありません。
夫 「コショウ、無いよ~」
妻 「そんなはずは無いでしょう?」
(・・・無いものは無いんだけれどな、、どうしていつもそうやって決め付けるんだろうな?・・・)
妻がやってきて、ほらあるじゃない!
なんと、夫の目の前にコショウがさっきから置いてあったのだ。
夫 「あ、本当だ!目に入っていなかったみたいだ」
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私たちの問題は脳の中でおきています。
問題解決に足りない部分があるとしたら、脳の中4Tiであって、大抵は現実には問題解決の答があります。
ただ、それが見えていないだけです。
私たちが4Teの状態になることには非常に大きなメリットがあります。
1.思考が停止する = 無の状態になる
2.より多くの情報を得る事が出来る
3.無意識的に新しい気づきや発見を得る事が出来る
アルファベットゲームはそんな時にパワーを発揮します。
ABDE・・と書かれた紙にある記号を書いていき、それを読み上げながらある運動をします。
それを進めるうちに五感が活性化し、気持ちが外側に向かい、思考が停止してきます。
今までブロックしていたさまざまな思いが遮断される為、新しいクリエイティブな自分が前面に出てきます。
慢性的な悩みやスランプに陥っている時、あるいは新しい発想に出会いたい時にアルファベットゲームは非常に有効です。
