最近のPerfumeの楽曲は『EDM』から『フューチャーベース』に移行しています。If you wanna、無限未来、Let Me Know等がそれの象徴です。

サビでぶち上がると見せかけて歌詞がほとんど無い、不規則な四つ打ちに乗せられるメロディが心地よく耳を突き抜けます(いかにもそれっぽく書いていますが音楽の専門知識は無いです())

私自身も完璧に理解は出来てないのですが、聴けば『これフューチャーベースだ』って分かるくらいではあります。

――――――――――――――――――

これまでのPerfumeの楽曲とは異なる方向性の楽曲に、数多くのファン、そしてメンバーも驚きました。

これにはもちろん賛否両論ありますが、『否』の意見はほとんどが昔からのファンが占めています。まあこれも当たり前。

この『否』の意見が言ってしまえば邪魔なんですよね。

私もあまり人のことは言えなくて、無限未来を幕張で聴くまで自分もそっち側だった(というかファンであることにさえ不安を覚えた)のですが、いま思えば凄く悪いことをしてたなと。

だって、その言動・行動はちっともアーティストのためになってないじゃないですか。

『昔が好きだった』という固定観念に縛られて、言わば自分のワガママを通そうとする。せっかく新しい道を歩み始め、新しいファンを獲得しようとしているコンテンツにとって、その意見は邪魔でしかない。新しい世界を支持している人が多数いる限り、そういった輩は本当にいらない存在なのでは。

好き嫌いはあるし、『自分はこの時期の曲は好きではない』と言ったって、その曲聴いて吐き気がするわけではないのなら、総合的に見たらそれは『好き』に入ります。

でも『嫌い』がそれを上回った時、ただの自分の意見の押しつけ以外のなにものでもない、厄介にも程がある存在です。
新しい道を走り始めたばかりのスタートを妨害するだけの存在です。

自分が適合出来ない、しないと分かったのなら、そのコンテンツから身を引くのが賢明だと思います。

――――――――――――――――――

で、タイトルにもある通りなのですが『音楽が好きな若い人達』にとって、フューチャーベースというジャンルが実はめちゃくちゃ合っているという話。

乃木坂やTWICE、嵐などの超マンモスコンテンツは言わば万人受けするものを供給しているので、そういうものと比べることは間違っているのですが、Perfumeの楽曲、フューチャーベースは前述した通り、『音楽が好きな若い人』がとても好んでいるということを最近知りました。

きっかけは、特段Perfumeに興味が無い友人が『無限未来がめちゃくちゃカッコイイ』と言っていたこと。
しかもこう言ったのが、自分の周りに1人だけでは無かったということです。

これを聴いて嬉しかった、というより『フューチャーベースには本当に流行の最先端だ』ということを実感。
神(中田ヤスタカ)は確かに最先端を先取りしていました。

2月のFC幕張で軽い年齢調査がありましたが、割合で見ると10代のファンは多くありません。10代でPerfumeに熱狂的になれること自体が普通に珍しいことなんだと思います。だから『フューチャーベースがカッコイイ』という意見がまだまだ一般周知されないんだと考えます。

フューチャーベースは確かな可能性を秘めている。

ここで先程の『否』の意見が邪魔である、という話に繋がるわけです。

Perfumeは本当に新たな音楽ジャンルを開拓するところまで来ています。それを邪魔していたかもしれない、と自分が思うと普通に責任を感じてしまいますね()

それに気付いたのは割と最近のことで、純粋に応援して純粋に楽しむことが、アーティストにとって、なにより自分がめちゃくちゃ楽しい、幸せな時間を過ごしているなと感じています。

――――――――――――――――――

Perfume 7th Tour 2018「FUTURE POP」も台風に邪魔されながら続いています()
横アリの追加公演も、3月の大阪振替公演も決定しました。

自分は横アリ全通狙ってます()