お金と美味しいは似ている。
それを追求することを、良しとする世の中。
農業に携わり20年。
美味しさは、おまけである。
どんなに良い素材で手間暇をかけても、
腹ペコで食べる塩にぎりには勝てない。
お金や美味しさの裏で泣く人があってはいけないし、地球を壊すものであってはいけない。
私に必要なのはお金やきれいで美味しい野菜を作るHow toではなく、
地球のことを思い、命のことを思い、それに尽くしたいという気もち。
それを行動に移すことで得られるおまけが、ご褒美がお金であり、美味しさであると感じたこの頃。
美味しいものを遠くに求めるのではなく、お腹を空かせることがほんとのグルメ。