⚠️由衣ちゃん、理佐ちゃんへの愛が重めです



理佐side



「今日泊まりに来てよ」


奥手で大人しい彼女から驚きの言葉が発された



理佐「本当に言ってるの?」


由依「だめ?」



そんなめで見つめられたら断れないよ

いやそもそも断るつもりなんて無いけどね



理佐「だめなわけ無いじゃん。由依とのお泊まり楽しみだよ?」


由依「良かった〜断られたらどうしようかと思ってたよ」



安堵でふにゃ〜といつものような笑顔に戻る由依は本当に可愛かった


正直言って誰にも渡したくない、私だけの由依にしたい、守りたい


これって依存なのかな?愛が重いのかな?


由依と2人きりでイチャイチャしてると明らかに今まで付き合ってきた人には感じたことの無い強い独占欲が湧いてくる



由依「あ、お酒買おうよ。私チャミスル飲んでみたい」


理佐「いいね、飲も飲も」


由依「ありがと〜」


理佐「珍しいね。由依がグイグイ来るの」


由依「たまには良いでしょ?」


理佐「むしろ嬉しいよ。好きが増した」


由依「何それ、可愛い」



由依の微笑みは本当に破壊力がすごい



理佐「なに〜?今日すごい甘々じゃん」


由依「なんでだろうね。分かんない?」


理佐「わかんないよ」



と言いながら鼻で笑う私に対して、由依の様子が少し変わった



由依「本当に分からないの?


理佐「え?わかんないよ」


由衣「そっか」


理佐「どうしたの?大丈夫?」


由依「大丈夫だよ


理佐「私とお泊まりやだ?」


由依「ううん。嫌じゃないよ?だって私から誘ったんだし」


理佐「無理してない?


由依「だから大丈夫だよ。早く家帰ろ?」



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由依の家は本当に綺麗


居心地良いし良い匂いするし、落ち着く



理佐「2人でお酒飲むのも久々じゃない?」


由依「確かにね〜最近会ってなかったし」


理佐「ね、LINEとか電話もあんまりしてなかったんじゃない?」


由依「全然してなかった。2週間くらいしてなかった気がする」


理佐「あ〜言われてみればそうかも。ごめんね由依、最近仕事忙しくて全然由依との時間大切にできてなかった。今日はいっぱい楽しもうね」


由依「全然大丈夫だよ。それより多忙で体調崩さないようにしてね?彼女と連絡取れない事より、体調崩された方が心配だから」


理佐「私は体調崩さないよ〜由依も気をつけてね」


由依「とか言っといて前風邪ひいてたじゃん笑」


理佐「そうだったね笑 忘れてた〜」


由依「とぼけないでよ〜ほんとに心配したんだから」


理佐「ごめんね心配かけちゃって。これからは気をつけるのでね」


由依「はいはい」


理佐「でも本当に最近忙しくてね〜精神的にも肉体的にもきついんだよね最近」


由依「そっか、そんなに忙しいんだね。大変だね」


理佐「来月とかだったらちょっと暇になるからさ、久しぶりにデートしようよ」


由依「いいよ。なんかベタな感じで映画観に行くとかでも良いね」


理佐「私もそれ思ってた〜観たい映画決めとこうね」


由衣「うん、楽しみだね」



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由衣side



あれから2時間ぐらい喋り続けたのかな


会ってない分喋り尽くした感じだった



理佐「由依〜なんでそんなに可愛いの?」


由衣「理佐飲みすぎ。めっちゃ酔っ払ってるじゃん」



理佐はものすごいペースでお酒を飲み続けていた


私はそれに釣られず気をつけながら飲んでたから、ほぼシラフみたいな状態


もうすぐ撮影もあるし、あまり飲まない方がいいからね



理佐「仕事疲れたよ〜癒して〜?」


由依「よく頑張ったね、お疲れ様」



さっきから仕事仕事って言ってるけど、そんな忙しい割には他の子と遊ぶ余裕あるんだ


天ちゃんとか夏鈴ちゃんとか...私と話してる時より楽しそうだし、全然ご飯だって行ってたし


天ちゃんから聞いたけどLINEもすごいこまめで甘々らしいね


なんなの、私よりも後輩の方が好きなの?


私には連絡一切くれないし、ご飯なんてもちろん、電話もしてくれないし



理佐「由依?」


由依「ん?」


理佐「なんか表情強ばってるよ?」


由依「あ、ごめん」


理佐「何か悩んでるのー?話聞こうか?」



理佐のせいで悩まされてるんだよ


気づいてよ



由依「じゃあ、理佐は私の事好き?」


理佐「好きだよ。世界一好きだよ?」


由依「うん。じゃあなんで私には一切LINEしてこなかったくせにお気に入りの後輩にはご飯連れて行ったりLINEでイチャイチャしてたの?」


理佐「え、いや、してないよ?イチャイチャなんて」


由依「天ちゃんから聞いたよ」


理佐「え?絶対嘘だよそれ〜」


由依「図星じゃん」


理佐「いや図星じゃないよ?ほんとに」


由依「私より天ちゃんとか夏鈴ちゃんの方が好き?私の事嫌い?もう飽きた?無理して付き合ってるなら別れてもいいよ」


理佐「別れないよ。私は由依のこと嫌いって思ったこと1回も無いよ。増してや後輩の方が好きだなんてとんでもない。私は由依が大好きだよ。そんなこと言わせてごめんね」


由依「ほんとに好き?」


理佐「好きだよ。だから泣かないで」


由依「私泣いてるの?」



理佐が私の涙を拭ってくれる


理佐の手は綺麗で暖かくて大好き


この手で触られると落ち着く



理佐「泣いてるところも可愛い。由依って全部かわいいよね」


由依「ねぇ、照れるんだけど笑」


理佐「笑ってるところも好きだよ。可愛い」


由依「私も理佐のこと好きだよ」


理佐「ねぇ可愛い」


由依「どうしたのさっきから」


理佐「んー?」


由依「あ、ちょっと」



一瞬だった


気を抜いた隙に、私は理佐に抱きしめられていた


私より少し背が大きいこともあって、包容力があって安心する



理佐「大好きだよ」



喋った時に少しフッとかかる吐息すらも好き


全部好きなの



由依「ん、耳元で話されるとくすぐったいよ」


理佐「うんー好きだよ由依



ダメだ、もう完全に酔っ払ってる



由依「ベッド行こっか、理佐」