キレート剤って何?

 

キレートとは

 

キレート(chelate)は、ギリシャ語でカニのハサミという意味を持つ化学用語です。カニのはさみで挟むようにミネラル(金属イオン)をつかみ、ミネラルの働きをコントロールすることから、その名前がつけられました。

 

 

カニのはさみで挟むようにミネラルをつかむとは

実際にはどのような形になっているのでしょうか?

 

同一分子内の複数の原子またはイオンが,

 1 つの金属イオンに配位結合することをキレートと呼び,

そのような化合物をキレート剤といいます.

例えば,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の場合,

分子内の 2 つの N と 4 つの O– が金属イオンと配位結合します.

EDTAの構造式

EDTAとカルシウムイオンの反応

一般に,配位結合した金属イオンは水溶性が高く,

その構造も安定しています.

つまり,金属イオンがその他の物質と相互作用しにくい状態になるのです.

酵素の中には,その活性発現に金属イオンを必要とするものがあります.

キレート剤を加えることで,金属イオンと酵素の相互作用が起こりにくい状態を作り,その活性を阻害することができます.

 

身体に必要なミネラルはキレート剤が確保して

酵素によって分解されることを防ぐことができる。