【解説】高橋みなみ母の淫行逮捕をメディアが無視する中、なぜ時事通信は報じることができたか? | 中村物語(AKB研究生情報ブログ)

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AKB48メンバー高橋みなみ(20)の母親(44)が、無職少年(15)にわいせつな行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反容疑で逮捕され、50万円の罰金刑が確定した事件。


この事件をメディアが一切報じない理由は、皆さんご存知の通り、スポンサーへの配慮です。

では、なぜ時事通信は、母親が逮捕され罰金刑が確定したことを報じることができたのでしょうか?


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通信社というのは、自分たちで作った記事を、媒体に売る仕事です。


媒体というのは、広告物を消費者に伝えるために、両者を仲介する役割を果たすものです。

テレビ・新聞をイメージして下さい。


わかりやすく例をあげると、地方の新聞社は、記者が少ない。

自分達だけでは、記事を書ききれません。

そこで、通信社から記事を買い、買った記事をのせて、新聞として売ります。


媒体(テレビ・新聞など)は、たくさんの人に見られます。

その特性を利用して、企業の広告をのせ、企業から広告料をもらいます。

例えばフジテレビの場合、収入の約8割が、いわゆるCM(タイム・スポット)です。

だから、お金を払って広告を出す企業に配慮しなければなりません。


一方、通信社は、媒体を持ちません。

テレビ・新聞・一般企業などに記事を売って、お金を稼いでます。

媒体(テレビ・新聞など)と違い、広告費をもらっていないので、広告を出す企業の顔色をうかがう必要がありません。


広告費をもらわない通信社は、「AKB48メンバーの母が淫行で逮捕。罰金刑確定」という記事を出すにあたり、スポンサー企業の顔色をうかがう必要がありません。

だから、比較的自由に書くことができたのです。


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ちなみに、日本最大の広告代理店、皆さんご存知「電通」の筆頭株主は、共同通信社。2位が、時事通信社。


メディアが沈黙を守る中、高橋みなみの母逮捕について書いた大手は、時事通信・共同通信だけです。


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