東京・四谷の韓国文化院「ハンマダンホール」
で行われたイベントが無事終了しました
課題図書ハン・ガン著「菜食主義者」の読書感想文の表彰式と
http://www.cuon.jp/products/detail.php?product_id=5
またこの原作をもとにした映画「花を宿す女」の日本初上映会も行われました。http://www.discas.net/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=1602788630
また、トークショーでは
執筆家中沢けいさんと
映画プロデューサーの李 鳳宇さん
(「シュリ」、「JSA」、「パッチギ」、「フラガール」等プロデュース)の
韓国文学と映画についてのトークイベントが行われました。
韓国俳優は目ヂカラがある、役を超えた身体性があるといった韓国俳優の魅力や
大学の映画学科には入学するのが狭き門になっているという、韓国映画の教育事情など
私も司会席から興味深々で聞き入っていました。
また
なぜ日韓合作映画は成功しないのか?(←確かに。苦笑・・)
という話題では
良質な映画作品を作るという本来の目的が失われ、
合作を作るためという「本末転倒な状態」で
映画が作られてきてしまったことを挙げ、
「(合作映画)の成功例を作ることが大事」と李 鳳宇さんは話されていました。
そして、一番気になる、
「日本では、映画や、ドラマ、音楽に比べ
なぜ<韓国文学>はあまり広がっていないのか?」
については、
法政大学文学部日本文学科教授でもある、中沢けいさんが
「日本の大学には、韓国文学科がないことも一因」と
教育という視点から問題点をあげていらっしゃいました。
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三部構成のイベント。
長時間、しかも平日の夜にも関わらず、
韓国イベント等々何かとお世話になっている
(かつての上司)東京支社長Kさんもわざわざ足を運んでくださり、本当感激です・・。
イベント終了後は、イベントスタッフ、関係者による懇親会が行われました
もちろん韓国料理店にて・・おいしいお酒をいただきました