「正義のハラスメント」の実体験をもう一つ、と以前の職場での話をしようと思ったのですが・・・

心に受けた傷が深すぎて大きすぎて、とても振り返れません。怒りにかられて労働局や法律事務所に出向いていた時期なら、詳細に、いくらでも言葉に出来たんですけどね。
なので、書ける範囲で書きます。

パワハラ(あるいは「いじめ」)で尊厳を傷つけられた恐怖と怒りで混乱していた僕に、同僚がぶつけてきた言葉。

「元はといえばお前が悪いんだから」

仲間だと思って信頼していた相手からコレですからね、混乱はさらに増し、錯乱一歩手前くらいの状態になり、最終的には無理やり退職させられることになりました。

何度でも書きます。これについては譲れません。

たとえ相手に非があろうと、何をしてもいいことにはならない。どんな悪事をはたらいた相手でも、その尊厳を傷つけることは、絶対にあってはならない。それをやってしまえば、むしろそちらの方が悪なのです。

相手に非がある≒自分が正しいと思った時、人はどこまでも残酷に、非道に振る舞える。体験から得た実感です。

その最たるものが、大袈裟に思われるかもしれませんが、

戦争

ではないでしょうか。「こっちが悪いけど戦争始めまーす」なんてことはあるはずがないのですから。

そんな考えを容認し、尊厳を傷つけられた者に向かって「お前が悪いんだから」と言ってしまう。
この、言わば二次被害、セカンドレイプのような、被害者を責め立てて心の傷を深める理不尽な行いを、

心の体罰

と名付け、いかなる(当人にとって正当な)理由があろうと決して許されない、許してはいけないものとすることに決めました。

これからの僕の人生の何割かは、この「心の体罰」、それを許す人間、蔓延する社会との対決に割かれていくと思います。そうするつもりです。

これにはこだわっていきたい。そうするほかに、傷つけられた僕の誇り、尊厳を回復する道はないのです。

身体はもちろん、心への暴力も許さない。
僕が寿命を終えた後でもいい、そんな世の中になってくれればと願います。