私には3つ違いと5つ違いの兄がいて。
昔から
『お兄ちゃん、お兄ちゃん』
と後ろ姿を追いかけていたっけ。
自転車に乗れる兄を
自転車に乗れない私は
走って追いかけてたなぁ。
遠くに見えなくなる兄の背中を泣きながら追いかけて
走り疲れて
トボトボ歩いて帰った日。
でも、兄はいつも格好良くて
皆に好かれて
いざという時はとっても頼りになって
自慢の兄達だった。
・・・それが、大人になって。
兄達も色々あって・・・。
いつしか感情を封印するようになった。
お兄ちゃん・・・
今のお兄ちゃんは興味のないふりをして
クールぶってるけど、人のことをジャッジして批判して
それって格好よくない。
そう思っていました。
それが、とても哀しくて、どうにか力になりたくて。
でも、どうしようも無かった
10年間・・・。
でも、今回、父の旅立ちを機に
たくさんの人との触れ合いがありました。
お世話になった方々にHugをして
泣きながら『ありがとうございました』
を言う兄。
『あの人は素晴らしい』
『あの人はこんなところが魅力的だ』
『またあの人逢ってゆっくり話してみたいな』
それらの言葉の全てが嬉しくて(T ^ T)
本来の兄の背中を見ました。
格好よくて憧れた大好きな兄の背中。
おかえりなさい、お兄ちゃん。
父が旅立った先にくれたプレゼント。
かけがえの無いもの。
たくさんの人を通して頂いた価値は計り知れません。
お父さん、本当にありがとう。
私達、兄弟はやっと本来の姿に戻り、
新しいスタートをきりつつあります。

