フィリピンでの忘れられない体験: 盗難事件 


 ◯はじめに

 マニラに到着してからわずか3日目。私の楽しい旅行が、一瞬で恐怖に変わるとは思ってもみなかった。

異国の地で感じた高揚感は、次第に不安に包まれていく。


この記事は、私が体験した忘れられない出来事を通じて、海外旅行のリスクについて考えてほしいと思い、記すことにした。


 ◯不安を抱えた出発

 その日、公園を散歩していると、
三十代の女性二人に声をかけられた。「夕日を見に行かない?」と。

 その言葉は英会話を上達させたいと思っていた私にとって嬉しい言葉だった。彼女たちと共に夕日を楽しむことに決め、「OK」と返事をした。だが、心のどこかに不安が残っていた。


 ◯予期せぬ展開

 夕日を堪能した後、私たちはモールへと向かい、

さらにカラオケバーに入った。私の頭の中には、

「カラオケ=楽しい時間」のイメージがあった。個室ではないと信じていたのが大きな間違いだった。個室に案内され、リラックスした私は、ついビールと食べ物を頼んでしまった。楽しいひとときが過ぎ、私はトイレに行った。 


 ◯意識を失った 

 トイレから戻ると、冷たいビールが待っていた。しかし、一口飲んでしばらくしたとき、意識が遠のいていくのを感じた。体はフラフラと千鳥足になっていた。最後の記憶はフラフラになってタクシーに乗ったことが微かにある程度だった。
その後の記憶は完全に消えてしまった。
記憶があるのは、翌朝。私が泊まっていたホテルの部屋で、何が起こったのか全く思い出せないままいた。 


 ◯断片的な記憶と不安 

 部屋には、一緒に旅をしていた友人とメガネをかけたロン毛のフィリピン人がいた。
そのフィリピン人にどこで出会ったのかは記憶にはない。
彼曰く私が道に倒れていたのを見つけて助けたと言った。だが、どのようにホテルに戻ったのか、その記憶は断片的で曖昧だった。
わからぬまま一緒に旅をしていた友人は、その日が帰国日だったから特に話すことなく別れた。
ホテルの部屋でなぜかフィリピン人と私の二人きりになった。