現在、日本国民の約8人に1人、つまり12%はうつ病状態にあると言われています。
特に最近では「新型うつ病」なるものが、20代~30代前半の若い世代に増えているそうです。
その新型うつ病の病状はこう言ったものである
・自分の好きな事や仕事の時だけ元気になる
・「うつ」で休職する事に抵抗がなく、逆に「うつ」を利用する傾向がある
・身体的な疲労感や不調感を伴う事が多い
・責任感に乏しく、他人(会社や上司)のせいにしがちである
・どちらかと言うと真面目で負けず嫌いな性格である
この様に症状としては本来の「うつ病」と類似する部分もありますが、
・20代~30代前半の若い世代に発症して、逃避型や回避型と呼ばれている
・嫌な時だけ気分が悪くなる
・自分ではなく他人の責任にする
こういった症状が新型うつ病の特徴である
単純に考えると、ただ単に怠け者の様に見える部分があるでしょう、しかし症状が悪化していくと悍ましい結末を招く事が多々あるのです。
まず、新型うつ病にかかった人は、他人の言動に傷つき易くなります。
例えば他人や仕事場であったならば上司に少し注文を付けられたり、文句を言われただけで、全人格を否定されたかの様に感じて、その人とは口を利かなくなってしまったり、会社を休むという傾向にあるのです。
こうした状態を「拒絶過敏生」と呼ぶのだが、新型うつ病では、これが原因となって社会機能が低下して、下り坂の人生を歩む事になってしまう人が少なくないのです。
不安や焦燥感、孤独感が増して、やる気のない気持ちを紛らわせる為にリストカットなどの自傷行為をしてみたり、買い物やギャンブル、性への依存にも陥り易くなるのです。
更に激しいマイナス感情が形を変えて怒りの発作として出て来る事も少なくないのです。
些細な事に激しく腹を立て、物にあたったり、時には暴力へと発展する事もあるのです。
従来の「うつ病」では攻撃が内側に向かう為に自殺という形で現れた。
しかし、「新型うつ病」の場合は攻撃が外へと向かってしまい、時には自分以外を傷つけるケースが生じる事もあるのです。
現在の日本では親子関係が疎薄になっている家庭が少なくない。
そして、充分に可愛がられて育ったという感覚を持たない事、両親との早期離婚や虐待なども、「新型うつ病」発症の土壌の一つにもなっているのではないでしょうか。
新型うつ病の治療は大変難しいと言われている。
病院で行われている薬物療法は、ほとんどが目先の症状を緩和する事の対症療法なのである。
それよりも大切なのは生活療法である。
日々の生活のリズムの調整、心の調整が必要なのです。
つまり強い心を持たなければならないのです。
強い心を持つ為のトレーニング、カウンセリングを是非とも受けてみて下さい。
