小道具がでてきました。
稽古に動きがでてきて、小道具を使って演ずるようになりました。
↓↓↓は、今年から導入された天邪鬼の太鼓。
初めて手渡された太鼓と台詞をものにしようと、天邪鬼役が集まって自主練です。
舞台監督に抜擢された原田さんも必死です。
それを見守るオレンジ親子。
沼田祭りのさなか、個別稽古をやりました。
前日(3日)も、大場&言霊の2人でやったのに加えて、今回は言霊1人でお昼をはさんで約4時間。
ちょっと「やりすぎ!?」の外野の心配をよそに、本人がやる気マンマン。
単に台詞を覚えて大きな声で演ずるだけでなく、時代背景の戦争の話や最近のマイブームなどの雑談を
交えながら、役と向き合って、自分を開放するプロセスを通して、
言霊=りこちゃん が徐々に変わってきたように思います。
同じ時間を言霊と過ごす、黒田さんも熱が入ります。
黒田さんの情熱が、子ども達に着実に浸透していっています。
そして、「もっとやりたい!」という子ども達の声と真剣な思いが、
保護者の送迎、特別練習の設営など、舞台を整える大人達を動かしています。
79~94歳(!)の戦争体験者の方々が、
7名(綿貫さん、熊沢さん、奥木さん、高橋さん、小野さん、大脇さん、小泉さん)も来てくれて、
自身の経験を子ども達に語ってくれました。
「防空壕の中はどんなでしたか?」
「どんな遊びをしてましたか?」
など、子ども達が自分で考えた質問をしながら、真剣な表情でそれぞれのお話に聞き入りました。
戦争を背景にした演劇に生きるのはもちろん、
子ども達のこれからの人生にとっても有益な時間になってくれたら嬉しいです。
最後に練習中の防空壕シーンを披露すると、その台詞に涙する方も。
その一方で、劇に使う小道具を原田くんと一緒に製作する面々。
いろいろな役割を演じながら、それぞれが目標に向かって動き出しています。