最近久しぶりにドラえもんを読んで、モーゼステッキという道具がありますが・・・
この道具はスイッチを押すと、旧約聖書の出エジプト記のモーゼ如く水が別れ、道が出来る道具です。
実際これは可能なんですね。科学的かつ理論的には。
(強磁場でくぼむ水面)
水には磁気に反発する性質があります。
強力な磁場を掛けれな、水を二つに割ることも可能なんですが。
この効果をモーゼ効果と言います。
漫画では深さ5m位の川を幅200m程度に渡って、モーゼ効果を起こすという凄まじい代物です。
空気圧という手段もありますが、空気を噴射している描写も無いので没にしました。
その為に必要な磁場は数万~十数万テラスかそれ以上という途方もない出力となります。
こんな大出力な磁場を発生させたら、半径十数キロのすべての精密電子機器は使用不能。人間にもおそらく異常が発生するでしょう。人間の血にもヘモグロビンが鉄の化合物ですから。
もはや電磁兵器ですね。超磁力兵器かもしれません。
ちなみに電磁力で生き物を浮かすことも可能です。
強力な磁場で宙に浮くカエル
これを成功させた科学者はイグノーベル賞受賞したらしいです。
コラム「近づいたら死ぬ星」磁場編
この宇宙にはマグネターという宇宙一強力な磁場持つ星があります。
磁場はなんと10億テスラ(10GT)
ピンとしないので比較の為に日常の磁場を出します。
地球磁場が31~58マイクロテスラ
モーターやイヤホンなどに使われるネオジム磁石が1.25テスラ
電磁誘導の原理で加熱するIHが2テスラ
MRIの磁場3テスラ(理論上は8テスラまで可能)
『大型ハドロン衝突型加速器』LHCが8テスラ。
人類が作れる最強の磁場が2800テスラ。
そう考えると、マグネターの磁場の強さが解ります。
月との距離の半分で地球上のクレジットカードやテレホンカードなどの磁気カード、HDDやFDといった磁気記憶媒体を全部消去フォーマットされます。
ちなみ距離1000kmで地球の人間が死ぬクラスの磁場です。
密度も1cm3で10億トン!
高密度の星である中性子星が1cm3で10億トン!と中性子星に並んでいます。
ひょっとしたら、マグネターの欠片でもモーゼステッキの中に入っているのかもしれません。















