朝、点描曼荼羅を描いていて
しばらくぼーーーーっとしていると

 

急に涙が

 

ボロボロ ボロボロ
ボロボロボロボロと

 

だんだん子どものように
なきじゃくる

 

でてくる言葉は


「おかあさん」「おかあさん」

 

なんども なんども
「お母さん」「お母さん」と

 

今まで言えなかった分の
お母さんが

 

札幌にいる間の
10年間ずっと会いたかった

会いたかった

 

大学のスクーリングで実家に帰った時
「あんたの部屋はない」と言われて

「そうなんや」と返す言葉もなく
私は帰るところが、札幌しかないんだと思い込もうとした

 

でも、会いたかった
お母さんが大好きだった

 

どうしたら喜んでくれるのか
どうしたら認めてくれるのか
どうしたら褒めてくれるのか

 

そんな思いで生きてきた

 

苦しかった
すっごく苦しかった

 

母にどういわれてもいいから
今つたえようと思う

「10年間 ずっと会いたかった」
「お母さんが、大好きなんだ」と