本日、東北でまた大きな地震がありましたね。皆様、大丈夫でしたか?
3.11からもう一年・・・でもまだ一年・・・
被害に遭った方々の心を思うと、胸が痛みます。「自分に出来ることは一体何だろうか?」と考えます。
去年3.11の影響を受けて、私が当時客演していた舞台の公演が延期となりました。
小劇場となると、劇場にいるスタッフの数もそこまで多くはないですし、上演中に大地震が再び来た時、設備や制度がそこまで成り立っている訳ではない小劇場で、果たしてお客様を責任を持って守りきることができるのか?
という不安があったからでした・・・
その中でも上演を決断した小劇場の劇団さんも沢山おりましたが、私は命を天秤にかけた状態で上演する決断は、到底下すことが出来ませんでした。
正直、今のこの日本という国で演劇によって人の心をサポートするということには、やはり限界がある、と感じました。なぜなら、アメリカやロンドンのようには、芸術が日本にはまだ身近な世界として浸透していないと感じるからです。
やはり、今の現状は、演劇の舞台に行く方は(特に小劇場の場合は)、一部の興味のある方だけ・・・になってしまっているなと、長年演劇の世界に携わって感じていました。
「特定の人ではなく、不特定多数の人が芸術と携わることで心のサポートに繋がることってないだろうか?」
東日本大震災を経て、そうこの一年で考えました。
そしてその一つの答えが、芸術療法(アートセラピー)でした。
勿論、まだまだ芸術療法も日本には浸透していません。認知度は低いと思います。でも、実は芸術療法は誰もが日常で取り入れていることである、と私は思ったのです。
・・・大震災の後、被害を受けた子ども達の多くが、津波の絵や世界が滅びる絵をひたすら描いているという話を聞きました。
または、キャンパスをグルグルとした線で真っ黒、あるいは真っ青にしていくのです。
それは、子ども達の心の傷を表しているのと同時に、絵を描くことによって子ども達が自分の心の傷を浄化しているからだ、と私は思いました。
・・・私が演劇の道に進んだのは、幼い頃から自分が辛い時も、悲しい時も、常にピエロのように明るく振舞っていたせいで、自分の本当の感情を抑え込んできてしまっていたからでした。
(ブログ記事:「ピエロの仮面を被ることは・・・」を参照してください)
普段、抑圧したネガティブな感情を唯一、自分自身が「出していいよ」と許可出来る場所は、私はお芝居の世界しかありませんでした。演劇で自己表現をすることが、自分自身の心のバランスを取る形になっていたのです。
もし演劇の世界がなかったら、私はとっくに壊れていたと思います。
自分の心を表現すること。そしてその表現に対し、誰かが目を向け、共感すること。
それこそが一番の心のサポートになるのではないか?
そう、私は思いました。
絵を描くことで自分の抑圧した気持ちを発散するアートセラピー(絵画療法)
色によって心理状態を読み解いていくカラーセラピー(色彩療法)
多くの方の心を、芸術の力で開放していきたい。
悲しみを開放して良いんです。
苦しかったら「苦しい」って言って良いんです。
そして、自分の心を開放することに罪悪感を抱かないでも良いんです。
声に出来なければ、非言語での表現方法があります。だから、心を閉ざさないで。
私自身が芸術に救われてきました。だから言えます。
そのためにも、精進していきます。
セラピストとして。
あなたに沢山のHappyが届きますように
今日も読んでくれてありがとう
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3.11からもう一年・・・でもまだ一年・・・
被害に遭った方々の心を思うと、胸が痛みます。「自分に出来ることは一体何だろうか?」と考えます。
去年3.11の影響を受けて、私が当時客演していた舞台の公演が延期となりました。
小劇場となると、劇場にいるスタッフの数もそこまで多くはないですし、上演中に大地震が再び来た時、設備や制度がそこまで成り立っている訳ではない小劇場で、果たしてお客様を責任を持って守りきることができるのか?
という不安があったからでした・・・
その中でも上演を決断した小劇場の劇団さんも沢山おりましたが、私は命を天秤にかけた状態で上演する決断は、到底下すことが出来ませんでした。
正直、今のこの日本という国で演劇によって人の心をサポートするということには、やはり限界がある、と感じました。なぜなら、アメリカやロンドンのようには、芸術が日本にはまだ身近な世界として浸透していないと感じるからです。
やはり、今の現状は、演劇の舞台に行く方は(特に小劇場の場合は)、一部の興味のある方だけ・・・になってしまっているなと、長年演劇の世界に携わって感じていました。
「特定の人ではなく、不特定多数の人が芸術と携わることで心のサポートに繋がることってないだろうか?」
東日本大震災を経て、そうこの一年で考えました。
そしてその一つの答えが、芸術療法(アートセラピー)でした。
勿論、まだまだ芸術療法も日本には浸透していません。認知度は低いと思います。でも、実は芸術療法は誰もが日常で取り入れていることである、と私は思ったのです。
・・・大震災の後、被害を受けた子ども達の多くが、津波の絵や世界が滅びる絵をひたすら描いているという話を聞きました。
または、キャンパスをグルグルとした線で真っ黒、あるいは真っ青にしていくのです。
それは、子ども達の心の傷を表しているのと同時に、絵を描くことによって子ども達が自分の心の傷を浄化しているからだ、と私は思いました。
・・・私が演劇の道に進んだのは、幼い頃から自分が辛い時も、悲しい時も、常にピエロのように明るく振舞っていたせいで、自分の本当の感情を抑え込んできてしまっていたからでした。
(ブログ記事:「ピエロの仮面を被ることは・・・」を参照してください)
普段、抑圧したネガティブな感情を唯一、自分自身が「出していいよ」と許可出来る場所は、私はお芝居の世界しかありませんでした。演劇で自己表現をすることが、自分自身の心のバランスを取る形になっていたのです。
もし演劇の世界がなかったら、私はとっくに壊れていたと思います。
自分の心を表現すること。そしてその表現に対し、誰かが目を向け、共感すること。
それこそが一番の心のサポートになるのではないか?
そう、私は思いました。
絵を描くことで自分の抑圧した気持ちを発散するアートセラピー(絵画療法)
色によって心理状態を読み解いていくカラーセラピー(色彩療法)
多くの方の心を、芸術の力で開放していきたい。
悲しみを開放して良いんです。
苦しかったら「苦しい」って言って良いんです。
そして、自分の心を開放することに罪悪感を抱かないでも良いんです。
声に出来なければ、非言語での表現方法があります。だから、心を閉ざさないで。
私自身が芸術に救われてきました。だから言えます。
そのためにも、精進していきます。
セラピストとして。
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