これまで別々に稽古をしていた合唱チームとオーケストラチームが合同で合わせることをオーケストラ合わせと言います。
毎年、この通称オケ合わせを楽しみにしている私です♪
オーケストラを聴くのも大好きなので♡
中学生時代は、小さな体でコントラバスを吹奏楽部で弾いていました。
でもやはりコントラバスは抑える弦も太く、楽器自体が大きいため、
音も弾くことも大好きでしたが体には合わずでした😅💦
楽器はやはり、何より手が大きい人の方が向いてますね。
私はピアノも1オクターブはギリギリ届くって感じなので、弾ける曲が限られてます。
もしそこがクリアー出来ていたら、
コントラバスで音大も目指していたかもなあとか思います。
でも、そんな一つの夢でもあったオーケストラの伴奏で合唱が歌えることは、
とても嬉しいし楽しいです✨
そんな訳で今日のオケ合わせも堪能しました。
第九は4楽章まであるのですが、
1〜3楽章はオーケストラだけです。
4楽章で初めて合唱とソリストが入るのですが、これもベートーベンは仕掛けを用意しています。
4楽章で初めにバリトンが歌います。
「おお、友よ、この音ではない!
心地よく、喜びに満ちた歌を始めよう」
つまりは3楽章まで続けてきたオーケストラの音をいきなり否定するのです。
「オーケストラの奏でる音も素晴らしい。
だがしかし、本当の音楽とは、人間の声も入ってこそだ。」
元々この詩を書いたのはシラーという詩人です。
ベートーベンはこの歌詞に感動し、第九を創りました。
私はこの第九を作ったベートーベンの音楽哲学が好きです。
所謂、楽器と声のコラボが最強である、と言いたいわけで。
正直楽器は楽器、歌は歌で分けた方が統一感は出しやすいと思います。
でも、二つの音が融合した時、
化学反応が産まれて、より感動が生まれるのです。
そしてベートーベンを「すごいなぁ」と私が思うのは、
この4楽章、ソリストと合唱だけが主役では決してないということ。
オーケストラを歌を引き立てるだけの伴奏にするのではく、
歌部分と同じ旋律を共に奏でるメロディを作ることによって、
まさに
コラボレーション
にしているのです!!
凄いの!
それをぜひ、
生で皆様にも体感してほしい!!
毎年立見席の方が多い程盛況するコンサートです。
しかも無料です!
ぜひお越し下さい!
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【第九2019】
横浜港大さん橋国際旅客ターミナル
〈日時〉12/8(日)15:00〜
〈料金〉入場無料・出入り自由
〈座席〉自由席
*毎年椅子席がすぐに埋まります。
椅子席希望の方は開演1時間前にはお越し頂くことをオススメします
〈最寄駅〉みなとみらい線「日本大通り駅」下車徒歩7分(3番出口)
〈曲目〉ベートーベン/交響曲第九番 第4楽章
過去のコンサートの模様は、
こちらをご覧ください!