【第九】オーケストラ合わせ | ふうこの★アートでセルフセラピー★

ふうこの★アートでセルフセラピー★

アート(芸術)は心のセラピスト。
私はカラー、パステルアート、歌や演劇などを通して癒されてきました。

こちらのブログでは、セルフセラピーとして描いたオリジナルアートやぬり絵、そして様々なアートにおけるヒーリング効果についてを私の視点から発信しています。

昨日は来週・再来週に本番の第九のオーケストラ合わせでした。



これまで別々に稽古をしていた合唱チームとオーケストラチームが合同で合わせることをオーケストラ合わせと言います。


毎年、この通称オケ合わせを楽しみにしている私です♪


オーケストラを聴くのも大好きなので♡


中学生時代は、小さな体でコントラバスを吹奏楽部で弾いていました。


でもやはりコントラバスは抑える弦も太く、楽器自体が大きいため、
音も弾くことも大好きでしたが体には合わずでした😅💦


楽器はやはり、何より手が大きい人の方が向いてますね。
私はピアノも1オクターブはギリギリ届くって感じなので、弾ける曲が限られてます。


もしそこがクリアー出来ていたら、
コントラバスで音大も目指していたかもなあとか思います。


でも、そんな一つの夢でもあったオーケストラの伴奏で合唱が歌えることは、
とても嬉しいし楽しいです✨


そんな訳で今日のオケ合わせも堪能しました。


第九は4楽章まであるのですが、
1〜3楽章はオーケストラだけです。

4楽章で初めて合唱とソリストが入るのですが、これもベートーベンは仕掛けを用意しています。


4楽章で初めにバリトンが歌います。


「おお、友よ、この音ではない!
心地よく、喜びに満ちた歌を始めよう」


つまりは3楽章まで続けてきたオーケストラの音をいきなり否定するのです。


「オーケストラの奏でる音も素晴らしい。

だがしかし、本当の音楽とは、人間の声も入ってこそだ。」



元々この詩を書いたのはシラーという詩人です。


ベートーベンはこの歌詞に感動し、第九を創りました。


私はこの第九を作ったベートーベンの音楽哲学が好きです。


所謂、楽器と声のコラボが最強である、と言いたいわけで。


正直楽器は楽器、歌は歌で分けた方が統一感は出しやすいと思います。


でも、二つの音が融合した時、
化学反応が産まれて、より感動が生まれるのです。




そしてベートーベンを「すごいなぁ」と私が思うのは、
この4楽章、ソリストと合唱だけが主役では決してないということ。


オーケストラを歌を引き立てるだけの伴奏にするのではく、
歌部分と同じ旋律を共に奏でるメロディを作ることによって、

まさに

コラボレーション

にしているのです!!


凄いの!
それをぜひ、
生で皆様にも体感してほしい!!


毎年立見席の方が多い程盛況するコンサートです。

しかも無料です!

ぜひお越し下さい!

***

【第九2019】

横浜港大さん橋国際旅客ターミナル

〈日時〉12/8(日)15:00〜
〈料金〉入場無料・出入り自由
〈座席〉自由席
*毎年椅子席がすぐに埋まります。
椅子席希望の方は開演1時間前にはお越し頂くことをオススメします
〈最寄駅〉みなとみらい線「日本大通り駅」下車徒歩7分(3番出口)
〈曲目〉ベートーベン/交響曲第九番 第4楽章


あなたとお会いできるのを楽しみにしています♡


過去のコンサートの模様は、
こちらダウンをご覧ください!