ようやく見に行けました!
なんだか自分でもビックリする程号泣しました(笑)
ヒュー・ジャックマンの人間味溢れる歌声にただ涙腺がゆるみ、
ダンスと歌のエネルギーに久しぶりに圧倒されて号泣しました。
私自身も以前舞台の世界にいたことがあるので、なんだかより色々考えさせられました・・・
主役のショーマンであるバーナム本人のことは私は全く知らずですが、最近色々個人的に思うところがあり、
「人を大切にできなければ終わり」
という作中のセリフに深く頷きました。
あと、号泣ポイントは、やはり障害や病で世間からつまはじきにされている人々(小人病、黒人、ヒゲの生えた女性など)がサーカスに出たことで生き甲斐を見つけていく姿。
ゴールデングローブ賞受賞楽曲『This is me』は、そんな世間からの外れものである彼らが、
「世間からなんと言われても、これが私。
このままで生きている、私自身がただただ誇り」
と、バーナムに邪険に扱われた悔しさを乗り越えて高らかに歌う歌。
これはやはり涙なしには聴けなかったですし、
どんな障害でも病でも、個性として平等に扱われる世の中であってほしいと強く思いました。
音楽は去年ブレイクした『ラ・ラ・ランド』チームだそうですが、
私はやっぱりランド〜のジャズな大人な曲よりも、
今回のような「ミュージカル!」って感じの音楽が好きです。スカッとするから(笑)
脚本的にはありがちでやり方によってはC級映画になってしまいそうだったけれど、
そうならなかったのはやはり主役のヒュージャックマンの演技力が大きいと思います。
この役も下手すりゃただの頭の切れる外道な成功者なだけだけれど、
ヒューの人柄溢れるあたたかい演技が親しみやすさを感じて好感が持てるから、嫌味がない。さすがです!
そしてエンドロールのラストのバーナム本人の言葉
「人を喜ばせてこそ芸術だ」
は、胸を打ちました。
自己満足だけではなく、人を喜ばせるものが、アートである。
うん。
私もそういうアートや生き方を、発信できたらいいなあ・・・
なんて思いました。
久しぶりにエネルギッシュなミュージカル映画を観たなあーという気持ちです^_^
一度は見て観ることをおすすめする映画です。
音楽ファン、ミュージカルファンは必見ですよー