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けんじくんへ

昨日は電話ありがとう。

何かを頭で考えたわけではないけど、
けんじくんがラーメン屋で賭けをして私との今後の関係を決めたと言うのなら、

私は素直に自分の内から起こる直感や本能を信じて、もう少しけんじくんと一緒にいたいと思います。

あんなに悪態ついて傷つけ傷ついてボロボロになってもなお、私はあなたを嫌いにはなれません。

だからきっとけんじくんが私を少しでも必要とするうちはこの先何があっても、簡単に私から別れを選んだりはしないでしょう。

そういう結論に至ったのは、今年の４月のことでした。
一度、けんじくんの家にある私の荷物を全て引き払って別れる決断をしたのにそれができず、けんじくんともう一度寄りを戻すと決めたときです。
その時私はけんじくんと別れる事が難しく、できなかったんです。

答えが自分でわかってたので今回の喧嘩の後、得に私は考えることはありませんでした。

けんじくんが私を許せない、もう無理、別れるというならそれは仕方ないとは思ったけど。

それで無理にすがるようなことも得にしません。

私にはけんじくんという人が今はまだ何故か特別なんです。
そしてこの恋愛もまだ私に必要なテーマとその答えが隠されいるけど、私にはまだそれが見つけられていません。

個人的な事で悪いけど、また一つ上のステージに手をのばし、大きく成長しようとしているところです。
そしてそれにはけんじくんが必要です。

けんじくんが私に感じてるすごく未熟な部分のことは、自分でも最近よくわかってきました。
剥き出しになった刃物みたいに、けんじくんを切り付けるのは
私の傷付きやすい弱い部分がそうさせるのだろうと思います。
それは《最大の自己防衛》のためにする攻撃です。
これはどうにかしなきゃいけません。
けんじくんが真っ正面から受け止めるものだから、甘えてたくさん傷をえぐって本当にごめんなさい。

一つけんじくんにお願いがあります。
今回私はあなたが許せない地雷を踏んでしまったのかもしれません。
でも、喧嘩したときや怒りに任せて安易に別れるとか言うのはもう辞めてほしい。

ここまで来たら私たちが別れるのは本当に人生が別れた時か、お互いもしくはどちらかが本能として興味を無くした時だと思います。

今後どんな事があっても喧嘩して怒りに任せて別れを選ぶことだけは辞めませんか。

別れが喧嘩するたび週一ベースでちらつくとせっかく見えた人生がぶれて困ります。

もう大人なのだから、大人の付き合いをしたい。

私も少しずつ大人になります。この先ずっと子供ままではありません。

一つずつ、私は大人の女性として成長していきたい。
けんじくんは面倒でも愛想尽かさないで、もう少し私といて下さい。