20代、最後の年齢になった。


少しずつ、これまでの自分を振り返ってみた。




私は、ステージに立つのが怖かった。


ユニットを組むまでは、あまり人前で歌ったこともなくて、

ステージパフォーマンスなんて全然わからないし、

歌っている顔を見られるのも恥ずかしかった。


「歌うまいね」って褒めてもらえるのはすごく嬉しかったけど、

それ以上に

お金を払ってライブに来てくれた人に、ちゃんと満足してもらえたんだろうか、って。

そう思うと、怖くなった。


歌うことは本当に大好きで、

もっとたくさん歌いたいし、ずっと歌っていたいって心から思っているのに、

「ライブにはあまり出たくないです」って言ったこともあった。



でも、ユニットを組んでしばらくしてから。

たくさん曲を聴いてくれる人、ライブに足を運んでくれる人、

AMmeやnEuを通して歌わせていただいた音楽を生活の一部にしてくれている人たちの声を、直接聞く機会が増えた。


それは、今まで味わったことのない幸福だった。



私の知らないところで、

自分の関わる音楽で、

誰かの生活が、心が、少しでも豊かになってくれているかもしれない。

そう思えた瞬間、

「怖い」って気持ちが、少しずつ変わっていった。


ユニットを組んでいなかったら、こんな経験、一生なかったかもしれない。



私は、

ひとりで歌うのが大好きだった。

誰かと一緒に音楽をする時間も、大好きだった。

ただ、それだけでいいと思っていた。


「もっとたくさんの人に聴いてほしい」

そんな欲は、今もあまりないのかもしれない。


でも今は、

私の歌を聴いてくれるすべての人に。

一緒に奏でてくれるメンバーに。

幸せな空間を届けたいと思っています。


この手の届くところから。

そして、その輪が少しずつ広がっていったら嬉しいなと思います。




約1ヶ月後、7月27日にライブがあります。


きっと、私にとって特別な日になる。


みんなにとっても、そうなりますように。




最初で最後でも構わないです。

この日だけは、

具志堅エイミーに関わってくれたすべての人に私の覚悟を見に来てほしいです。


わがままかもしれませんが、

見守ってくれたら嬉しいです。


29歳、20代最後の年に。

自分らしく、真っ直ぐに届けられますように。