仕事はできない
彼女はできない
街は随分と日が長くなり人の服装は夏が近づいている事を感じさせる。
昔はこの時期の空気に随分わくわくしていた気がする。虫の声と湿気た空気と青葉の匂いをいっぱいに吸い込めば、何もいい事などなくても心は躍った。
東京は空気に匂いが無く街に色がない。
痛切に仕事ができない。
というより人間関係のせいで出来るものも出来なくなっている感がある。
嫌いな人間、苦手な人間は道端のウンコと同じだ。ただ遠ざけるのみである。
職場はそれが出来ないから嫌になる。上手くやれてる人が羨ましい。
羨んでも仕方ないし今更仲良くもなりようがないし、仕事をサッサと済ませるために最低限のやりとりを出来るよう努力するのが妥当か。1秒でも長くオフィスに居たくは無い。