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shiwonです。

今日は『人間いきいき通信』から

お届けします

出しきれば吸収力が生じ

新たな力が湧いてくる

　スピード感が求められるいまの時代、要領よく物事をこなす人が、もてはやされているように見えます。

しかし、一時的な評価にとらわれず、持てる力を精一杯尽くす尊さを知ることも大切ではないでしょうか。

　精魂込めて作ったものが、簡単に出来たものと、見た目ではほとんど変わらないとしたら、費やした労力を損したように思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

　力を出しきって空になれば、そこには吸収する力が生じ、新たな力がおのずと湧いてくるものです。

持てる力を出し惜しみしていたのでは、さらなる成長は望めないでしょう。

　要領よく、うわべを取り繕うのはメッキのようなもので、やがて剥げ落ちてしまいます。

それに対して、手間暇のかかった本物は、磨けば磨くほどつやが出て光が増すものです。

　結果が出るまでには時間はかかるかもしれませんが、その間の努力は決して無駄になりません。

人の目はごまかせても〝神様の眼〞はごまかせないのです。

20120.12

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