ミニチュアダックスフンドの胃腸の病気について
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ミニチュアダックスのパルボウイルス感染症

パルボウイルス感染症とは

腸の粘膜がひどくただれる消化器型と、急性心不全で突然死する心筋炎型がありますが、ほとんどは消火器型です。


症状
消化器型は、突然激しく嘔吐し、黄灰色や血のような悪臭のある下痢便をします。嘔吐と下痢を繰り返すために脱水症状をおこし、子犬の場合は死亡率が高くなります。心筋炎型は、生後3~9週の子犬がかかる病気で、その兄弟も次々に発症します。


原因
感染した犬の便や嘔吐物、汚染された食器、また感染した犬に触れた人の手や衣服などから経口感染します。


治療方法
脱水症状の回復治療が中心で、輸液と栄養分の補給をおこない、また、二次的な感染予防として抗生物質を投与します。なお、治療の間は絶食させることになります。


予防方法
定期的なワクチン接種に予防します。
2種、5種、9種などの伝染病に有効な混合ワクチンがあり、多ければよいというものではないので、どれにするかは、獣医師の判断を仰いでください。
生後2ヶ月頃に1回目、生後3ヶ月頃に2回目、場合によっては、生後4ヶ月頃に3回目を接種し、それ以降は、年に1回のペースで接種します。
サークル、寝床、食器などをいつも清潔に保ってください。そして愛犬の自然治癒力を引き上げ ましょう。

ミニチュアダックスのコロナウィルス性腸炎

このコロナウィルス性腸炎も子犬に発病して、下痢と嘔吐が症状です。
成犬の場合は、無症状で大丈夫な場合が多いのですが、子犬は元気がなくなり、食事を取らず、下痢と嘔吐が多くなります。
これはコロナウィルスは体内に入ると腸の中で細胞を増殖させるからです。

コロナウィルスは感染した糞便や嘔吐などから感染します。
子犬は突然死もありえます。

バルボウィルスとの混合感染をすると非常に症状が重くなります。
通常の治療法としましては、脱水対策として、電解質液による療法です。
また抗生物質 や下痢や嘔吐を抑える薬などが出されます。

ミニチュアダックスの腸閉塞

腸閉塞 は犬の消化器の病気です 】

飲み込んでしまった異物が通過できずに小腸の中でつまるとおこります。

体に必要な体液などが失われて細菌が異常繁殖し、細菌毒素によるショックが起こるなど 命に関わる障害があらわれます。


【 症状 】

・嘔吐   ・元気がなくなる   ・食欲がなくなる

・ショック状態  など


【 予防・治療 】

・手術で異物を取り除く   ・壊死した部分の腸の切除

・抗生物質による細菌の退治  など



*予防や治療に関しては獣医さんにご相談くださいね(^^)


ミニチュアダックスの胃潰瘍

胃潰瘍



 よく嘔吐して、胃から出血によって吐いたものがコーヒー色になります。これを吐血と呼びます。(これに対して喀血=かっけつという肺から出血は鮮血の真っ赤なものがあります。これは非常に重症で出来るだけ早く治療する必要があります。吐血も喀血ほどではないけど早く治療が必要なんでこの区別を知っとくといいね)

 またうんちゃんに血が混じる、熱がでる、不快そうに見える、体重減少、お腹が痛くなるなどがみられることがあります。まれに潰瘍が深く胃に穴があき、急死することがあります。



 原因として人間の場合、胃潰瘍 はストレスに関係しているといわれるけど、わんちゃんの場合多くは肥満細胞腫という腫瘍や腎不全などがもとになって発病します。しかしだからと言ってストレスが潰瘍の原因にならない訳ではありません。同様慢性のストレスによって潰瘍を起こすことがあるとされています。その他にも肝不全やショック、敗血症、アレルギー、低血圧、ある種の薬剤(アスピリン、ステロイド剤)などによって起こります。最近、人では直接な原因はピロリ菌という最近のためだと判明したようだけど、私達では研究中なんだって!



 診断としては胃カメラ(内視鏡)による検査を行ないます。その他貧血などの症状や血液中のタンパク質の濃度が低くなる低たんぱく質症などから診断します。後、X線、超音波検査も有用になることがあります。



 まずは原因になっている病気を治療します。腫瘍の場合は切除したり、腎不全の場合は症状に合わせて治療します。胃酸をおさえるために制酸薬やH2阻害薬である抗ヒスタミン等も併用します。貧血には代用血液で治療、

 症状が重い時や再発の場合は潰瘍の部分を摘出する必要がある場合が多いでしょう。


ミニチュアダックスの胃捻転の早期手術の必要性

胃捻転はある日突然天からふってくるかのように、犬を襲う病気というより健康障害なので本当に怖いです。
そんな風に突然やってきて、時に突然死をもたらすのに、めずらしくないとこも怖いんです・・・。

我が家でも一昨年旅だったダックスが胃捻転 で手術を受けました。
うちのダックス(ロック)の場合は胃が完全に一回転してしまっていたので、手術は脾臓を摘出して、胃を元に戻し固定するという一番基本的なものになりましたが、発祥してすぐ夜間でしたが手術をうけることができたので一命を取り留め、ぶじ10歳の誕生日を迎えることが出来ました。
でもその2ヶ月後にはちょっとした風邪であっというまに旅立ってしまいました。
高齢の体に大手術で落ちていた体力や、負担のかかっていた心臓が持たなかったのだと思います。
ただ、一度助かってくれたことで、その後療養のために随分大事にしていたので、それは幾分報われましたが、運が悪ければ胃捻転でそのままというケースは少なくないんですよね。
特に外飼いの場合異常に気づかずに(だいたい夕方食事のあと2時間くらい後に発祥することが多いらしいです。なので殆どの場合夜間になってしまう・・・。ロックの場合もそうでした)、朝になったら冷たくなっていた・・・ということもあるようです。

アメリカの警察犬や軍用犬は最近ではあらかじめ胃固定の手術を受けてしまうらしいですね。
軍用犬一匹つくるのに2千万くらいかかるらしいので・・・。そりゃ胃捻転でもっていかれたらたまらないでしょうね・・・。
予防のために麻酔をして健康な腹を切るリスクを負うかというのは一般飼い主にとってはとても難問なんですけど。

ミニチュアダックスの胃捻転

-症状- お腹のあたりが急にふくれ、横隔膜が圧迫されて、犬は苦しそうに呼吸する。腹痛も伴うため、落ち着きがなくなる。また、よだれが多量に出る。胃拡張と同じ症状であるが、胃捻転が加わることで、症状が重くなる。急激に症状が現れるため通常は、食後三時間以内に発症する。


-原因- 食べ過ぎのため胃拡張を起こした後、運動をするこで起こる。胃拡張を起こしているにもかかわらず運動をすると、多くは時計回りに胃がねじれることになる。そのため、周囲の血管を圧迫して血液の流れが悪くなる。さらに胃捻転が加わると、心臓や肺の働きにも影響し、すぐに治療をしないと、死にいたることもある。


-対処- 胃拡張の場合は、胃にカテーテルという細い管を入れて胃の内容物を取り出す。胃捻転の場合は、胃の入り口がねじれているためカテーテルが入らないので、開腹手術を行って内容物を除去する。手術後には自然治癒力を高めて あげると良い。食べ物の大量摂取や、食後の激しい運動には、注意する必要がある。

ミニチュアダックス胃拡張・胃捻転症候群からの脾腫

胃拡張・胃捻転症候群について。

脾臓が胃に添うような位置関係にあるため、

脾腫 が併発する事もあります。


胃捻転が起こると、呼吸が促迫となり、

お腹が風船の様に膨らんできます。


急性の経過をとるため、

処置が遅ければ死亡してしまう事が多い疾患です。


 この疾患は、食後すぐの運動や、

運動直後の食事などを行なった時によく見られます。


したがって、運動の前後は食事を与えず、

しばらく落ちつかせてから食事を与えるか、

食事を与えたらすぐには運動をさせないようにして下さい。

ミニチュアダックスの胃拡張

胃拡張-捻転症候群

ミニチュアダックスの胃捻転 は突然発症し、胃がねじれることからショック状態に陥り、放置すると
数時間で死亡してしまう、緊急を要する疾患である。
胃捻転は、脾臓と胃へ分布する血管とともに胃全体が時計回りまたは反時計回り
方向に90度から360度ねじれるものまである。
捻転の程度にもよるが、胃の入り口である噴門と出口である幽門が閉塞するため、
胃内はガスと胃液が時間とともに充満して異常に膨満する。


●原因
胃捻転は、胃内に停滞するガスまたは液体の増加および胃の流出障害、すなわち
胃アトニー、食後の過度の運動などが起因する胃拡張がおもな原因である。
このほか種々のストレス、食餌や水の過剰で急激な摂取もその発生に関与している。

●特徴
この病気は大型犬や超大型犬に多く、遺伝的要因も考えられている。
また、あらゆる年齢で発症し、雄に多い傾向がある。

●症状
一般に食後1~4時間以内で腹部膨満してくる。
嘔吐の姿勢をとっても吐物が出ない状態が続き、努力性呼吸、チアノーゼ、
可視粘膜が白く退色し、そのまま治療せずに放置すると数時間で死亡する。

ミニチュアダックスの慢性の胃炎

ダックスフンドの胃の粘膜に炎症がおこります。急激に起こるのが急性胃炎で、慢性的に進行するのが慢性胃炎です。食べ過ぎ、腐ったものを食べた、異物を飲み込んだ、感染症、食物アレルギー などが原因で起こります。


【症状】
犬が吐くことを繰り返します。そのため犬が脱水症状を起こすこともあります。また、目がくぼんだり、皮膚がたるみます。

胃が痛むので、犬が背中を丸めたり、お腹をさわられると嫌がります。

【予防法】
古くなった食べ物は与えず、食べ残しは、すぐに片付けます。

【治療法】
絶食させて様子をみます。感染症が原因ならその治療をおこないます。原因によって治療法は違います。


ミニチュアダックスの急性胃炎の発症

日曜未明、シロが2時間おきくらいにゲロゲロ吐いていた。

とはいえ、空腹だったらしく吐くのは胃液のみ。

回数を重ねるうち、中には血も混じり始めた。。。


心配になり、夜中じゅうシロのゲロにつきあった。


明け方にはようやくおちついて、お腹をぐるぐる言わせているものの、やっと寝入ったようだった。


はて、医者に診せたいけれど、この日は日曜日。

救急で先生は診てくれるかもしれないけれど、単なる食べすぎとかかもしれないし。。。

と、しばらく考え、すくなくとも翌日まで様子を見ることにした。


犬は空腹すぎて吐き戻すことがある。

実は今回のはそれではないとはっきりしている。前夜にはちゃんとごはんを食べていたので。。。


でも、吐いた原因はよくわからない。

もしかすると、散歩中に広い食いした ものが悪いものだったのか?

家の中にある何かシロにとっては毒になるものを盗み食いしたのか?

はたまた、どこかで伝染性のウィルスでも拾ったか?

いずれにせよ、きっと急性の胃炎であることには違いないだろう。