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このシリーズは、
息子が年長児の頃のお話です。


 

 

 

 

 



 

「B小学校の支援学級が荒れていた?怒鳴り声?」

 

 



 

 

どういうことなのか先輩ママさんに聞くと、なんでも先代の校長が独特な考えの方で、30人近い子どもを、学年や課題に関係なく1つの教室に詰め込んでいたそうです。

 

 

 

 

特別支援学級は1クラス8名までと決まっているので、これは完全にルール違反にあたります。

 

 

 

 

更には現場の余裕のなさからか、支援学級からは当時の担任の怒鳴り声が絶えなかったという、今ではおよそ信じがたい状態だったそうです・・・。

 

 

 

 

それを今の校長先生が知的支援学級と情緒支援学級に分け、特別支援教育の専門知識がある教員を配置し、さらには教育委員会に掛け合い教員を増やしてもらい、今日の支援学級の姿にまで立て直してくださったそうです。

 

 

 

 

つまり、今日の支援学級の姿は、全て校長先生の努力の結晶だったのです。

 

 

 

 

私はこの話を聞き、息子が今、この校長先生のおかげでどれだけ恵まれた環境に身を置かせていただいているのか痛感しました。

 

 

 

 


また、これは私の憶測ですが、以前校長先生が

 

 

「支援学級の打診をしても、話を聞いてくれないご家庭がある。」

 

 

とおっしゃっていたのは、昔の支援学級の印象があまりにも悪く、二の足を踏んでしまっているご家庭も少なからずあるのだろうな・・・と、思いました。

 

 

 

 

一口に支援学級と言っても、小学校によっても、在籍年度によっても、その実体は全然違うということを、私は身をもって知りました。

 

 

 

 

今シリーズのお話はここまでで、次回はあとがきです。

 

 

 


 

 

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