初めましての方は→自己紹介
まとめ読みは→各シリーズのダイジェスト版
前回のお話はこちらです。
今回は就学相談当日の様子について書きたいと思います。
就学相談(当日)の流れ
- 待合室で当日の説明
- 息子だけ別室に移動
- 教育委員会との面接
- 精神科医と面接
- 息子と合流・帰宅
以下、それぞれ詳しくご説明します。
1. 待合室で当日の説明
指定された会場に着くと、息子と一緒に待合室に案内されました。既にたくさんのご家族が中で待機されていて、ご両親そろって出席されているご家庭も少なくありませんでした。開始時間になると職員の方が当日の流れを説明して下さいました。
2. 息子だけ別室に移動
その後子どもが1人ずつ呼ばれ、先生と一緒に別室に移動しました。子ども1人につき、専属の先生が1人つくかたちでした。面接時に聞いた話によると、別室では子ども達は模擬授業を受けていたそうです。言語・知能・運動発達の遅れはないか、集団授業は受けられそうかを、精神科医を含む8名の専門家が様子を見ていたとのことです。
3. 教育委員会との面接
息子が別室に移動して1時間ほど経った頃、私と教育委員会との1対2の面接がありました。別室での息子は元気に挨拶や自己紹介をし、大人しく着席して授業を受けていたとのことでした。
・・・ん?
この方、誰かよその子の話していない?
私は激動の日々を思い出し、耳を疑いました。
あの、でも今の幼稚園に入園した頃は、教室から出てしまうこともあったんです。今は落ち着いて授業は受けられているそうですが、それでも皆が帰りの支度をしている中、1人床に寝そべっていることもあるようですし・・・。
確かに、
1才~3才5ヶ月
→日本の保育園 (日本人100%)
3才半~5才半
→赴任国のインター幼稚園(日本人0%)
5才半~
→日本の幼稚園(日本人100%)
と、親の都合で息子の環境はかなり転々としてしました。しかし、これも母親の直感なのでしょうか。私はこのような温かいお言葉をいただいても不安な気持ちを拭うことができず、幼稚園で床に寝そべる息子の姿を脳裏に浮かべました。そこで、まずは小学校を見学させていただきたい旨を伝えました。教育委員会の方は快諾し、校長先生に連絡して下さるとのことでした。
4. 精神科医と面接
精神科医と1対1の面接でした。
- 今までの保育歴
- 診断までの経緯
- 家庭での様子
を聞かれました。診断が下りるまでの経緯は、~息子に発達障害の診断が下りるまで~シリーズを1分くらいに要約して話しました。医師は言語面の発達(和室という単語を知らないなど)が少し気になったそうですが、帰国子女と聞くと納得された様子でした。言語面のフォローは、駐在中たくさん絵本を読み聞かせるなど、かなり気をつけていたつもりでしたが、やはり日本で生活している子と比べると圧倒的に日本語を浴びる量が少なかったので、もう少し私の方で気をつけるべきだったな・・・と反省しました。
5. 息子と合流・帰宅
待合室で息子と合流して帰宅しました。判定結果は後日電話で連絡するとのことでした。
次回、判定結果編です。