ニワタマブログ

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      チキンとオムレツ・えびフライ
                 
             そして…サラダのお店

   
  居茶珈屋 

鶏がさきか卵がさきか

鶏がさきか卵がさきか(ニワタマ)

―営業時間のご案内―

〈火~土〉
 17:00~22:30
   ☆ラストオーダー・・・21:30(±α)
〈日、祝祭日〉
 17:00~22:00
   ☆ラストオーダー・・・21:00(±α)

※ラストオーダーは、店内の混雑状況により前後する場合があります!遅い時間にご来店予定の方は、予めお電話での確認をお勧めしております。
         
 🥚定休日…毎週月曜(月曜日が祝日の場合もお休みです)


 〒001-0036
札幌市北区北36条西4丁目1-25 山二ビル1F
          ☎011-736-3851                    
 

※コースメニュー、お席のご予約は、ニワタマまで直接お電話にてお願いいたします。ネット等によるご予約は応じかねます。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

10月から2月は、秋・冬時間で営業いたします。

 

〈火~土〉

 17:00~22:30

  ☆ラストオーダー 21:30(±α)

〈日、祝祭日〉

 17:00~22:00

  ☆ラストオーダー 21:00(±α) 

 

 注)ラストオーダーの時間は、店内の混雑状況により前後する

  場合もあります!

 

ニワタマは、春・夏、秋・冬では営業時間が変わります。何卒よろしくお願いいたします。

 

お盆も終わり、もうすぐ9月も終わろうとしている。

今年の夏は、コロナがひと段落してくれたおかげか、ニワタマのOB&OGたちが、大勢ニワタマに顔を出してくれた。しかも、日本中あちこちのお土産を携えてだ。ニワタマにいながらにして、初めての味に出逢うことができるなんて、本当に幸せなことだ。みんな、ごちそうさまでした!

 

そんな中、現役スタッフりょうがの山形のご実家から、なんと、大粒のシャインマスカットが送られてきた。しかも、このマスカット、彼の自宅で実ったものだという。スゴイ!自宅でシャインマスカットが採れるなんて……。

甘くてみずみずしい実を頬張りながら、しみじみと、りょうがとの出逢いに感謝する僕であった。

 

9月16日(月)および23日(月)は、定休日です。

祝祭日にかかわらず、毎週月曜日がニワタマの定休日です。何卒、お間違いのありませんように……!

 

夏と秋とが行ったり来たり、今日は夜になっても蒸し蒸ししていて、頭の中が濁った感じ。あと数時間の辛抱とわかっているのに、なんか体が重いです。ヒマタマのおかげで、余計にけだるさが増し、ちっともシャキーン!となりません。情けないです。

未だ熱帯夜を過ごしている本州の人たちに笑われてしまいそうです。

本日、9月6日(金)は、厨房機器故障のため、臨時休業とさせていただきました。

明日からは通常営業できる見込みです!

もうすぐ40周年、僕らだけではなく、ニワタマの店もアチコチガタついております。ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。

昨日、はるきが店に来るなり、「お土産です」と言って、お菓子の箱を手渡してきた。

「えっ?」見覚えのある包み紙だ。『通りもん』、僕の元気の素ではないか。そういえば、週末のわずかな休みを利用して、福岡に行ってくると教えてもらっていた。先週末があまりにも忙しかったものだから、すっかり忘れていた。僕の元気の素を覚えていてくれたんだ。なんか嬉しかった。通りもんを食べる前から、元気をもらったような気がした。

 

いろはもあんも只今実習中!いろはは、中学校に教育実習。あんは、病院に看護実習。二人の実習がぶつかってしまったものだから、きっと、短い旅行で我慢してくれたのだと思う。はるきありがとね!ニワタマの長女は、さすが頼りになります。

 

あっ、そうそう、もう一つ素敵な出来事があった。先週末のことだ。ラストオーダーぎりぎりの時間に、女性の二人組がニワタマを訪れた時のことだ。これまでにも何度も来てくれたことがあるふたりで、名前もかろうじて覚えていたお客様だ。

その日はあんがホール担当。ラストオーダーの時間が迫っているので、早めにオーダーを伺うようにと、僕はあんに指示した。ところが、なかなか彼女は帰ってこない。客席を覗くと楽しそうに会話中。新人のあんにとっては、初めてのお客様のはずだ。そんなに話すこともないはずなのに、あんは緊張しながらも笑顔を振りまいている。

 

実は、そのお客様のうち一人が、小学校の先生(もしかしたら、ふたりともそうだったのかもしれない)だった。しかも、あんが小学校低学年だった頃の担任の先生だったのだ。あんは道東の出身。その先生も当時その小学校に赴任していて、あんの担任を務めていたのだ。そのふたりが、10年以上の月日を経て、ここ、ニワタマで再会。スゴイ偶然だ。

少なくともあんの採用を決めた時は、こんな素敵な出逢いが待っているなんて、夢にも思わなかった。

もっとすごいのは、あんのほうが先に気づいたのではなくて、先生の方から声をかけてくれたのだ。これまで接してきた何百人もの生徒さんの中から、あんとの記憶を一瞬のうちに思い出し、あんの名前を呼んで、声をかけてくれたのだ。10数年分の変化、子供から大人に成長した彼女が、あんであることを確信して声をかけてくれたのだ。確かにあんは背が高い。聞いたことはないが、175㎝はゆうに超えていると思う。子供の頃のあんも背が高かったのかもしれない。でも、今の時代、背の高い女性はいっぱいいる。どう考えても、小学生のあんは、今とは違っていたはずだ。子供と大人の差というか、たとえば髪型だって違っていたはずだ。にもかかわらず、この先生は、ためらいなく「あんちゃんでしょっ!」と声をかけてくれたのだ。スゴイよ!

 

帰り際、その先生はバックから小さな箱の包みを取り出し、「よかったら食べてね、このお菓子とっても美味しいのよ」とあんに手渡してくれた。もしかしたら、自分へのご褒美のお菓子だったのかもしれない。誰かにあげるために買ってきたのかもしれない。とてもお洒落な菓子箱だ。

あんは満面笑み。この再会を心から喜んでいる様子だ。決してお菓子をもらったからではない……と、思う。

 

仕事が終わって一息、今日ばかりは、みんなの話題は、この再会のことで持ち切り。「みんなで食べませんか?」あんが、さっき先生からもらった箱の包みを開けようとしたので、「気持ちだけもらうよ、これはあんに食べてもらいたくて、先生がくれたのだから、持って帰りなさい」ほかのみんなもそうしなさいと言った感じで辞退した。箱の中身が気にならなかったのか?と問われるとチョッと自信がないが……。

 

 

 

今年のお盆も懐かしいニワタマファミリーが、この店に帰って来てくれた。

 

当時、学生さんだった面々は、卒業してから、日本中あちこちで(または世界のどこかで)働き、それぞれの生きがいを見つけて頑張って来たと、笑顔で近況報告をしてくれる。まだまだ青春真っ只中っていう感じで……。

中には僕らとそんなに歳が変わらない、それなりに人生のシワを顔に刻んでやって来た、開店当時の常連さんもいる。

ニワタマでデートを重ねて、ついにゴールイン。今でも仲睦まじい二人は、もうだいぶ大きくなった子供たちを伴って来店。中にはお孫さんたちを引き連れて、団体予約してくれた家族もいた。

もしかしたら、当時の常連さんだったんじゃないだろうか?帰り際、ふと見た横顔に懐かしさを垣間見たはずなのに、すぐには思い出すことができなくて、向こうはむこうで、忙しそうだと思ってか、ただ「ごちそうさま」の言葉だけを残して帰ってしまった。そんなお客様もいた。調理中のわずかな間の出来事、その方のご厚意に甘えて、仕事を続けさせてもらったが、せっかく来てくださったのに、声すらかけれなかったことへの罪悪感みたいなものを抱えながらの仕事は、ちょっと辛い。

 

とにもかくにも、この40年間の想い出の中にいる人たちが、更なる思い出をいっぱい携えて、ニワタマに帰って来てくれた。せっかく持って来てくれた想い出すべてを共有してあげることができなくて、申し訳なくも思う。

 

そうは思っても、なんか『しあわせ』だ。

このしあわせは、40年間もここで頑張ってきたことへのご褒美なのかもしれない。あと10年、50年間頑張ったら、もっとご褒美がもらえるだろうか?つい、欲張ってみたりもする。

 

みんな、僕らは、これからもみんなの帰りをここで待っているよ!

 

 

 

いよいよ、夏本番!そう覚悟していたら、なんと、暦の上では明日からの暑さが、残暑に当たるとのこと。火曜日の常連さん、気象予報士のH氏が、帰り際に教えてくれた。改めてそう聞かされると、今年の夏も何もしないまま、ただ過ごしてしまったような、もったいなかったような気がする。

でも、この一週間の涼しさは、北国の夏の気まぐれで、やっぱりこれから暑い日が待っているに違いない。

 

残暑お見舞い申し上げます!

 

くれぐれも、お体をご自愛くださいませ。

 

 

今年の土用の丑の日

毎年恒例の女王の鉄卵づくり「鰻巻き卵」と「鰻ざくきゅうり」が、日替わりメニューで登場!鰻巻き卵は、レシピもニューアレンジ、とっても美味しく焼きあがりました。ただ、如何せん今日はとってもヒマタマ也。残った鰻料理、このままでは、まかない行きになりそうです。

 

 

やっぱり、まかないになってしまいました。リッチ!

 

 

以前、割烹料理店で働いている友人が、出汁に牛乳を混ぜると、より、卵の旨味が増すと教えてくれたことがありました。そんなことをしたら、卵焼きにしっかり焦げ目がついてしまって、見た目の悪いものになってしまうだろう……あの時の僕は、そう考えてしまい、試すことすらしませんでした。

今朝、突然、あの日の彼の言葉を思い出して、今日の鰻巻き卵でやってみることにしました。するとどうでしょう、鰻を巻くのに手こずってしまった(今回は奮発して、大きめの鰻を調達したため)にもかかわらず、焦げるどころか、むしろ、いつもより美肌の美しいだし巻き卵に仕上がったのです。どうして想像していたような焦げ目がつかなかったのかは、今のところ?。けれど確実に、これまでニワタマで提供してきた鰻巻き卵より、味はもちろん、見た目までもがグレードアップ。和食のプロのアドバイスをないがしろにしていた自分が、今更に情けないです。やってみももせずに、勝手に頭の中で料理をしたつもりでいました。もっと早くにトライしていたなら、ニワタマのお客様たちに何年も前から、さらに美味しいだし巻き卵を提供できていたはずなのに……。

 

これからニワタマの日替わりメニューにだし巻き卵を見つけたら、是非、お試しあれ