足を踏み入れた
その時から
不気味さを感じていた
その原因は間もなくわかった
見ていてわかることだった
しかし
わかったにもかかわらず
言い知れない不気味さは残った
その不気味さの正体が
明らかになったのは
それから数年後の出来事が
きっかけであった
そして
不気味さの正体は
ひとつではなかった
新たに加わったものと
今まで表面化していなかったもの
それらが作用し
様々な様相を呈していった
その出来事のあとは
鳴りを潜めている
そして
鳴りを潜めたものは
自分の正体を
知っているものを
潜在的に攻撃している