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昭和56年度二本松第二中学校卒業生同窓会

 昭和56年度二本松第二中学校を卒業した同窓会メンバーの為の情・活動内容に関するブログです。

 平成23年8月15日 AM10:56

同窓会幹事グループ代表 菅野 幸雄くんから安倍 浩くんへ義援金の手渡しが行われました。
 
昭和56年度二本松第二中学校卒業生同窓会-義援金の手渡し


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・このたびは,皆様の心温まる支援本当にありがとうございあいました。千年に1度といわれる未曾有の震災。歩いても歩いてもがれきの山で、日本は沈没したのかと思ったほどでした。電気もガスも水道もない原始時代のような生活が1ヶ月以上続き、日の出とともに起き、暗くなったら寝るという生活は、ある意味、人生を振り返るようなよいきっかけになったように思います。

 道路でも亡くなった方をたくさん見かけ、怖いとか悲しいとかの感情がわかないず、気の毒にというくらいしかならない自分は大丈夫なのかとカウンセラーに相談したこともありました。
それでも、死にたくないと願いながら亡くなった人たちの分まで頑張らなければという気持ちを強く持つようになりました。

 自分も、もう少しで津波にのみ込まれるところで、拾った命だと思っています。
きっと何かの役に立つのではないかと思っています。
 
 今まで地元に帰ってきても同級生と会うことはありませんでした。
連絡も取り合っていないし、もう忘れているだろうと思っていましたから。
でも、今回の支援の準備を幸雄君、良一君、善さん、智君を中心にたくさんの同級生に声を掛けていてくれたこと、そしてたくさんの同級生が賛同してくれたこと、本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 二本松も放射能で、津波被災地とは別の先の見えない不安でいっぱいだと思います。それでも、ほんの少しずつ前進していると信じています。

今回の災害で、たくさんのことに気付くことができました。その中でも、大人になっても同級生は心の中でつながっていること、そして何より友達の暖かさ、大切さを子どもたちに伝えていきたいと思います。

いただいた義援金は大切に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。

この掲示板ものぞかせていただきますね。二本松の香りがぷんぷんするので。

安倍 浩

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安倍 浩くんより画像提供・・・避難先小学校に津波が押し寄せた時の状況(動画)