家族は、ありがたくもありうっとうしくもあるでしょう。
でも、事務所は彼が精神的に豊かであるよう
細心の注意を払っていて欲しかった。彼が魂を削りながら仕事をする人であったのだから尚更に。
精神的にも時間的にもゆとりを重んじていただきたかった。
心持ちが豊かであれば、酒量はほどほどで済むはずです。
彼に豊かさを与えるとは、まず心の底の真意を慮るということです。
彼のイギリス留学期間がもう少し長かったなら、とも悔やまれます。
彼の死が、人々に適当に生きることを少なからず肯定してくれているようにも思えてきます。