こんにちは!にたまごです。
週末、読み聞かせコンクールに出場しました。読んだのはこちら。
![]() |
どろぼうがないた
Amazon |
丘の上でひとり暮らす泥棒。
盗んだ宝物に囲まれ、窓から見えるお城を眺めながら、王様気分で過ごしています。
あるとき、土の入った小さな鉢を手に入れ、そこから芽が出て伸びる様子に心を惹かれるようになります。
手をかけると、芽はぐんぐん伸びます。泥棒は芽を日に当て、水をやり、話しかけます。
「おい、気持ちいいか?」
「おい、そろそろねるぞ」
「おい、うまいか」
だんだん、その芽は、泥棒にとって、なくてはならない存在になりました。泥棒はものを育てる喜びに目覚め、畑を作ります。食べきれない野菜を売ると、おかみさんたちに感謝されました。
宝物や宝石なんて、もういらなくなりました。
芽は伸びて、葉が開き、ついに白いつぼみがふくらみました。今にも花が開きそうです。
そんな時、緊迫していた隣国との戦争が始まってしまいます。泥棒の小屋のある丘の方から、鳴り響く大砲の音。
泥棒は、必死に小屋へ走りました。何度も転び、泥だらけになって、顔を真っ赤にして、走りました。
■□■□■□■□■□
こやには
おおきなあながあいていた
ベッドやテーブルも こなごなだ
どろぼうはあわてて
はたけへはしった
はたけはめちゃくちゃにあらされ
やさいたちはどれもふみつぶされ
すみには
まっしろなはなが たおれていた
■□■□■□■□■□
泥棒は、無残に踏みつぶされ倒れた白い花びらに、そっとふれました。そして、生まれて初めて、大声で泣いたのでした。
初めて大切なものを手に入れたときに、優しさや、思いやりや、大切なものを失う悲しみを覚えるのでしょう。
何度読んでも切なくて声が震えるラストですが、本番ではしっかりと最後まで読むことができました。
やっぱりドキドキしたけど、ちゃんと読めたのは、脳科学のおかげかも!
残念ながら入賞はかないませんでしたが、今自分の持てる力は全部出せたと思います。
練習に付き合ってくれた読み聞かせ仲間の皆さま、応援に来てくれた家族や仲間、友達。「いい話だった」と涙ぐんでくれたスタッフの方。たくさんの愛を感じた一日でした。
ありがとうございました!
(ちょっとブログおやすみします
)










