【読書メーター】2022年6月の読書記録
1.燃える波 (中公文庫)スタイリスト・ラジオDJとして活躍する女性帆奈美が女優揺子や同級生のカメラマン澤田との出会いによって仕事・環境が開けていく。詳細は割愛しますが、彼女の夫・隆一のDV・モラハラ・子どもっぷりが異常(笑) 冬彦さん以上だな、と（＾＾；；さらに輪をかけてイカれてるのが隆一の母。こんな母子と離縁できて良かったと思いました。終盤での帆奈美が隆一を叱り飛ばすシーンが痛快でした！＾＾仕事も恋も、今後のナミちゃんに幸あれ！＾＾<br />読了日：06月27日 著者：村山 由佳</a><br clear="left" /><a href="https://bookmeter.com/books/16184332"><img alt="２．地域批評シリーズ50 これでいいのか長野県"読了日：06月24日 著者：<鈴木ユータ,岡島慎二3."逝年 娼年シリーズ (集英社文庫)"石田衣良氏の「娼年」シリーズ２作目。オーナー静香の逮捕後、リョウは仲間たちとクラブの再開と静香の釈放を待っていた。前作で警察に通報したリョウの同級生メグミが仲間に加わったり、トランスジェンダーのアユムという新しい仲間も加わる。１作目では様々な女性顧客との関係がメインだったが、今作は静香の復帰と病状、アユムと周囲の関係（メグミと交際）、リョウと咲良の関係など。終盤には病気で静香が亡くなるがその前にリョウと静香は結ばれる。かなり重い内容で色々考えさせられました。次作「爽年」がラスト？これも楽しみです<br />読了日：06月22日4. ユニクロ・GUで「自分らしく」表現する方法"読了日：06月21日 著者：ウルマ,ユウゴ5.ひとり旅日和 (角川文庫)"「居酒屋ぼったくり」シリーズの著者の作品。コミュ障女子がひとり旅という趣味を見つけ成長していく、というストーリーに惹かれました。ただ今時、主人公の日和ちゃんみたいな子はなかなかいないですよね（＾＾；；もし自分の周囲にいたら告ってるかも(笑) 日帰り熱海から始まって、1泊の佐原や金沢、仙台。さらには２泊３日の福岡。家族からの自立も含め少しつつ成長していく日和ちゃんを暖かい目線で読んでました。旅慣れ男子との今後も気になります。続巻があるみたいなので楽しみです＾＾<br />読了日：06月15日 著者：秋川 滝美6.タクジョ!感想：小野寺史宣さん作品は初。女性タクシードライバーが主人公のこの作品、前から気になっていましたがようやく購入＆読破。新卒でタクシードライバーになった夏子が主人公。江東区を拠点に、羽田や町田、江古田、神田などで様々なお客さんを乗せる。女性客の「籠抜け」や男性客の「強盗まがい」など結構怖い場面も。。運転手仲間との交流や、夏子の母や離婚した父、元カレ、見合い相手の男性などとのシーンも出てきて、主人公夏子の人柄が浮かび上がります。著者はおそらく「ひと」を描くことに定評があるのだと思います(^^♪ 他の作品も楽しみです。 読了日：06月12日7.よるのふくらみ（新潮文庫）感想：初の窪さん作品。昔ながらの商店街で育った圭祐・裕太の兄弟と幼馴染のみひろの３人と彼らを取り巻く人々の物語。各々が主人公の短編から成り全６編。人間模様が濃い作品だと思いました。圭祐と裕太の確執、みひろの溜まった性欲、裕太の前に現れたバツイチ母と息子との交流等。彼らの友人同士が合コンで結婚したり、口さがないオバサン達の悪口が絶えないなど「閉鎖的なムラ社会」感はリアルでした。色々あって最後は、３人とも落ちつく所に落ち着いた感じ。最終編で大阪に転勤になった圭祐が風俗嬢と一緒になった場面はなぜか安心しました(^^♪<br />読了日：06月06日8."物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 (中公新書)"感想：今起こっている、ロシアのウクライナ侵攻問題を理解する一助として。2002年初版らしい。ウクライナとロシア、周辺国（ポーランド、ドイツ、オーストリア等）との侵攻・反乱の歴史について時系列に書かれている。歴史的・地政学的にロシア（旧ソ連も含めて）とウクライナにはこんな歴史があったのか、と思いました。よくニュースで聞く地名も本作には出てきます。それにしても、本当に昔（旧ロシア時代）からロシアって卑怯な国なんだな、と改めて実感しました。あくまでも「政治・外交面」では（＾＾；；<br />読了日：06月03日 黒川祐次9."弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇４ (角川文庫)感想：札幌を舞台にした「お弁当屋さん～」の新シリーズも４作目。雪緒と粕井の恋の行方（２人とももどかしいなっ・笑）や、熊野さんの幼少期の話や再登場のショウヘイ兄さん等豊かな話題。３話目の同じ苗字・番地の2軒の家が親同士ここまで険悪になる展開は印象的でした。こんな事もあるのね、って（＾＾；；ラストはユウ・千春夫妻に子どもが出来、雪緒もくま弁から独立して。。 ついに第２シリーズも完結かな？良い展開になったと思います。個人的にはさらに第３シリーズ（千春とユウが出会う前とか）も読みたいです。著者さん是非とも(^^♪<br />読了日：06月02日 著者：喜多 みどり10.学び続ける知性 ワンダーラーニングでいこう"読了日：06月01日 著者：前刀禎明読書メーター</a><br />
