私がアルバイトで塾講師をしていた頃

 


その塾には外国人の英会話講師もいたのですが

 


当時まったく英語が喋れなかった私

 


英語を子どもに教えているのに、英語が喋れない

 

講師の方々は本当に良い方々でした。優しいし真面目で。

 

けれどもたまの休憩時間。

 

英会話講師と喋らなければいけない時間が苦痛で仕方がなかった・・・。笑

 

もちろん挨拶は笑顔で元気に。


Hi, how are you!?

 

と聞きます。

 

でも


"Good! How are you?"と聞かれたら

 

"I'm fine!" 

...................................................................................................サイレント 


みたいな。苦笑

 

その後向こうが気を使って何か聞いてくれるのですが、まず聞き取れないし聞き取れたとしても上手い返しが見つからない。

 

とりあえず相手が笑ったら笑顔で"Oh yeah!!"ハッハッハと笑って返します。


意味わかってないんですけど。笑

 

 

 

しかし塾講師を続けるうちに

 

あれ!?いまスラスラと英語が出てきた!!



という場面がありました。

 

なぜだろう??

 

と思いました。特別なトレーニングはしてなかった筈、、、。

 

答えは、その塾の特徴にありました。

 

その塾の特徴は、


「英語で大事なのは英作文だ!」


と基本的にひたすら英作文を繰り返させるのが特徴でした。

 

毎回の授業では小テストで英作文、


授業中も英作文、


宿題でも英作文。


ひたすら英語の「型」を体で覚えさせるのが特徴

 



講師の私も授業の準備で予習で英作文、授業中も英作文、生徒は週1回ですが、私は週に4コマ持っていたので週4回同じことを繰り返す。


夏期講習、冬期講習でも英作文、週末の補講でも英作文。

 

ひたすら英作文を繰り返していたら、覚えようとしなくても自然と英語に必要な「型」が体に染みついていたのです!!

 

今までは

 

あぁ言いたいことはあるんだけど、何て言ったら良いのか、、、。→ 


単語を思い浮かべて、、、文法はこの配置で、、、→


待てよ、こんな単語、文法で通じるのか、、、。 → 


とりあえず言ってみるか、と思ってたら他の人が喋りだしちゃったから、黙っておこう、、、。 



という流れ

 

しかし、型を身につけたことで、、、

 

これを言いたい → 


型はあの文を使えばいい、単語だけ入れ替えよう → 


言ってみた → 



通じた!!!

 

と飛躍的に反応が早くなりました!

 

もちろん、まだ表現の幅は少なかったので全てに返答できたわけではなかったですし、長い文章は作れませんでした。

 

しかし、短文で返答できる機会は間違いなく増えたのです。

 

ある程度大人になってから英語を勉強すると、やはり母国語の影響は避けられないと感じます。

 

(言いたいことをイメージしてパッと英語が出てくれば良いのですが、その前に日本語が入ってくる。 図で表すと


イメージ → 日本語 → 英語 みたいに)

 

であれば、そのプロセスをできるだけ短くするトレーニングを英作文で行う。

 

すると何回も話しているうちに、


言いたいこと(イメージ) → 英語

 

という風に 日本語の介入が少しはありますが、ほぼない状態で英語が話せるようになる。

 


今の私の頭の中はそのような感じです。

 

もちろん、様々な学習法(Direct methodなど)があるので人によって向き不向きがあるとは思いますが、

 


色々な学習法を試してみた私にとって、有効だった方法の1つのように思えます。

 

 

最後にそんな英作文の書籍を掲載しておきます。実際昔私も購入して繰り返し行いましたが、

 

宣伝ではないので、(最後に紹介するとなんだか宣伝っぽいですよね。。。笑)

参考程度に考えて頂ければと思います。


題材は基礎的なもので繰り返しできれば何でも良いのです。音声がついているとベターですね!

 

それでは。