我が社にはモンゴルから来た21歳の青年が社員として働いている。
ものすごい個性を持った青年。
同国の空手のナショナルチームの選手でもあったらしく、
気宇壮大でスケールのでかい朝青龍みたいな風貌。
当たり前といえば当たり前だが、
我が国の「職」文化とは若干肌合いが違うようなところもあり(笑)、
案の定のいろいろなトラブルやドタバタの連続で、
それはそれで最初はどうなることかと思っていたが、
今では毎日彼が持ち込むトラブルの処理を楽しめるようになってきた。
彼のおかげで私自身が成長できているのを実感する。
その意味でまず感謝です。彼に。
次に。
彼が自力で自主的にSNS媒体をいくつか立ち上げました。
英語、ロシア語、ドイツ語、日本語を彼はできるので。
そうしたらまずモンゴル内で彼のSNSがバズった。
取材ラッシュが続いたのは前回のブログでご紹介したかと思います。
ここからが少し悔しい後日譚。
入社して半年もたたない若干21歳の異国人の青年が、
これまでわが社では誰もが困難に直面していた商材をもとにして大きな成果を出した!
というのが客観的な状況なので、
(ちなみに彼は私とは違う部署)
さぞ評価されるのかと思ったら、
むしろ日ごろの勤務態度などと相殺されて、
彼のあげた功績も「そんなの意味ない」みたいな雰囲気、、、!!!
えーーーーー!!!!涙
彼の苦悩や努力している姿を見てきただけに、
あまりに気の毒なので彼の功績について一筆したいと思ったのです。
まず第一に彼が扱った商品というのは、
ほかの誰もがそれによる何らかの「成果」を出す事に苦労しているという難関アイテム。
入社半年未満でそこから「成果」を出したのはそれだけでまず素晴らしい。
たしかに日ごろの勤務態度など問題点も多いのは事実なのだが(笑)
餓死しそうな状況で「いいえ。私にはお作法がありますから」などと言ってはいられないはず(笑)
史上例のないスピード感でまったよく予想できない変化が連続する時代。
製造業ではコロナ不況ともいわれるものが予想もされている。
今はお作法は置いといて、
狩猟に精を出すタイミングではないかな??と個人的には思っているので、
私にできる限り、
モンゴルの青年を応援し続ける所存でございます!!
頑張れよ!!