高岡市内にある「ミュゼふくおかカメラ館」で、動物写真家・岩合光昭の企画展「岩合光昭写真展『ねこづくし』」が開催されているので鑑賞に出かけることに。会期は10月17日まで。

 カメラ館であるから、約4000点のカメラ資料を所蔵しており、その中から一部のカメラ資料(主に古いカメラ)が常設展示されている。同時に企画展も開催されており、今回は岩合光昭の「ねこづくし」が開催された。

 本来は9月12日に終わる予定であったが、コロナウィルス感染拡大防止でしばらく臨時休館していたため、会期が10月17日まで延期された。

癒しを求めて、いざ鑑賞に。

 

入館チケット

 

 チケットには、会期が9月12日までとなっているが、コロナ禍の影響で約1ヵ月臨時休館していたために、開催期日が10月17日まで延期されている。

 入館料800円 (各種の割引有)

 

パンフレット・表

 

 パンフレットより

 岩合光昭写真展・ねこづくし

写真家・岩合光昭は世界各地を巡る動物写真家として知られています。大自然を生き抜く動物たちの美しくも精悍な姿を表現した作品は、国内外で高い評価を得てきました。一方で、私たちの生活の中で、身近な猫たちの姿をとらえた愛くるしい写真作品は、動物ファンのみならず観る人の心にやすらぎをもたらします。今回は、「島の猫」「やきもの里のねこ」シリーズを中心に日本各地で人々の暮らしと共に生きる猫たちの日常をご覧いただけます。猫たちの表情からそこはかとなく伝わるやさしい空間にて、癒しの時間をお過ごしください。

 

 岩合光昭(いわごうみつあき)

1950年東京生まれ。動物写真家。1979年「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。国際的なグラフ誌「ナショナルジオグラフィック」でライオンの親子を撮影した作品が日本人写真家として初めて表紙を飾るなど、世界的な活動を続ける。2012年NHK・BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」放送開始。著書に『日本のねこみち』『岩合光昭写集・猫にまた旅』『ふるさとのねこ』など多数。

 

パンプテント・裏

 

 私もそれなりのカメラ機材を所有しており、猫を被写体にすることもあるが、なかなか納得できる写真が撮れないことが歯痒い。

 今回展示されていた写真の多くは、猫の目線とカメラレンズの高さが同じ位置で撮影されている。

 私が猫の写真を撮るときにヒザをつくことはあるが、ホフク状態で猫と対峙することは皆無である。どうしても上から目線の写真になってしまう。だから「これだ!」という会心の1枚が撮れないのだと感じた。

 そして忍耐と、猫と友だちになることが、ベストショットを得る要素かもしれない。

 

いやはや、癒されました。

ありがとう。