私のテント履歴

 

 私はこれまで5張りのテントを購入し使ってきたので、古いテントから紹介する。

 

 

○「ムーンライト Ⅰ型 (モンベル) 」  (1~2人用)

 私が初めて買ったテントが、このモンベル社の「ムーンライト」。月明りの下でも容易に設営できる、というのが売りのテント。

 このテントの主な目的は、山歩きのベースキャンプとして利用するためだった。そのために、荷物を最小限に抑えたかったので、当時、総重量2.3kgは魅力的だった。現在は、更なる軽量が進み、2kgを切るテントがあるようだ。

 日中、このテントに荷物を置いて山歩きを楽しみ、夜は食べて寝て、次の日に備えるというキャンプであり、このムーンライトで十分だった。

 現在このテントは、私の手元にない。職場の後輩に譲ったところ、彼の子供たちが自宅の庭に設営し、プチキャンプを楽しんでいるとのこで、今も現役で頑張っているようだ。

 

○「Milford 23 (小川テント) 」 (2~3人用) 

 年を重ねると、山歩きからキャンプ生活を楽しむ機会が多くなった。そのため、広い居住スペースがあるテントが欲しくなり、この小川のテントを購入した。

 私のキャンプ生活を支えてくれているテントで、数年前、春の上高地・小梨平での5連泊にもお供してくれたテントである。現在も現役として活躍中で、信頼のおける相棒である。

 自衛隊や各国軍隊のベースキャンプ用に採用されていたこともあった。「ogawa」ブランドは、破産という苦難を乗り越え、いまも生き続けている。

 

○「Naturehiko  coud  up 2 (ネイチャーハイク)  」 (1~2人用) 

 近年のソロキャンプに便乗した形になるが、オールシーズンのテントが欲しくなり、通販サイトで検索していたらこのテントを見つけた。価格が安価なこともあり購入を決めたのだが、実際に使用してみたところオールシーズンは無理との判断を下した。

 設営に関しては、「ムーンライト」と同じように簡単に設営できるし軽量化されている。しかし、軽量化を求めての結果であろう。防水性は確保されているものの、如何せん、フライシートの生地が薄く、インナーテントの上部はメッシュ生地となっている。

 フライシートにスカートがあれば、多少なりとも外気を防ぐことができるだろう。現在、同タイプでスカート付の改良型がオールシーズン用として販売されているようだ。

 春先から夏場にかけて、2~3度使用したが、結局はリサイクルショップに持ち込んでしまった。