とりとめのないことを

人が歴史を紡いできて、もうどれくらいたつのだろう。
今見ているTVの中の有名人、人種もなにも関係なく全てがﾎﾓｻﾋﾟｴﾝｽという霊長類という事実がなぜか不思議な感じがする。

古代文明の時代から現代に至るまで、数多くの事が行われてきた。そのなかでも人類は子孫を残し、歴史を作ってきた。その遺産を今の僕達を見て、そして新しい時代を生きていく。

振り返って自分は？新しい時代を生きていく価値があるのか？まあ本当に新しいものを作り出せるとは思えない。また後世に残るような事が出来るとも思えない。子供の頃はなんにでも成ることが出来ると思っていたような気がする。歳をとると共にその可能性を自分自身でなくしていったのか？恐らくそんなことだろう。その結果が今だ。もちろん人類がここに至るまで、僕と同じ様な思いをしていた人が数限りなくいたのだろう。このまま僕もそうなるのは判っている。ただ何かがしたいって思う。なにも残せないのはつまらないかもってやっと考えるようになってきた。

せめて僕が何者で、どんな人間だったか。その事を少しでも残せたらって思う。

でも無理かもって思う自分がいる。正直、今の自分に自信が無いから。何かの成果を残す事の大変さは判ってるつもりだ。それでもまだ諦めない様にしたい自分がいる。現実は大変だが頑張ってみたいと思う。

正直何かが終わった気もしているが、ここから新しく何かが始まればいいなとも思えるこの頃です。
自分が何者なのか解る為にも。


まあ、何者でもなく、いてもいなくても同じなのかもしないでしょうがね。