西新宿歯科クリニック 院長の武末です
今朝は朝から雪。東京でも積もりそうな予報です。
私が中学で寮に入るまでは我が家は両親と
父の両親(祖父母)と私たち兄弟6人合計10人が
一緒に食事をしてました。
今考えるとかなりの大所帯ですね。
なかなかそんな大人数で毎食とってる家族が
日本にどれだけあるか?
その夕食では冬になるといつも祖父と父は熱燗で
晩酌してたという思い出があります。
私は最近になってすこしずつ日本酒を飲み始めました
が、たいていは冷で飲むことが多いですね。
しかし、こうも寒い日が続くとたまには熱燗もためして
みたくなるものです。
とはいったものの、どのくらいの温度がいいのか?
お酒に対しては貪欲さで誰にも負けない自信がある
私は早速調べてみました。
燗酒と温度の目安
「飛び切り燗」 55℃以上
辛口、とっくりを持った直後にアツいと感じる
「あつ燗」 ほぼ50℃
切れ味の良い辛口、とっくりから湯気が出る程度
「上燗」 ほぼ45℃
香りと味が引き締まる、数秒間持つと熱い
「ぬる燗」 ほぼ40℃
香りが最大に、ふくらみのある味わい
「人肌燗」 ほぼ35℃
さらっとした味わい、「ぬるいな」と感じる程度
「日向燗」 ほぼ30℃
香りが引き立ち滑らかな味わい。熱さや冷たさを感じない
基本的に生酒いがいはお燗が可能で大吟醸などは香りが
飛ぶので40℃のぬる燗が限界。
燗酒を作る方法
酒を入れた鍋を直火にかける
とっくりを蒸し器に入れる
囲炉裏のそばで温める
電子レンジでチンする
80℃くらいのお湯で温める「湯せん」
レンジでチンは手軽な反面とっくりの首と胴の部分に
温度差が生じて調整がむずかしいので、初心者には
湯せんで約2分半くらいがお勧めのようです。
今夜は八代亜紀さんの「舟唄」でも聴きながら
ぬる燗あたりで一杯いきたいものです。