西新宿歯科クリニック 院長の武末です
先日の日曜日、私と理事長の草間は別のところで歯科関係のセミナーでした。
当院で導入しています、ＣＥＲＥＣ３ＤというセラミックをＣＡＤ／ＣＡＭで作成する機材を発売している
シロナデンタルシステムズ主催の「第一回ＣＥＲＥＣフォーラム」でＩＳＣＤトレーナーとしてケースプレゼンテーションを行いました。ドイツからも同じくＩＳＣＤトレーナーを招き国際色豊かなフォーラムだったようです。
ちなみにＩＳＣＤとはＩｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｓｏｃｉｅｔｙ of Conputerized Dentistry の略で簡単に言えば歯科の分野に
ＣＡＤ／ＣＡＭをはじめとするコンピューターを駆使した学問の国際学会のようなものです。
昔の歯科の常識では信じられない世界ですが、これからは避けては通れない学問です。しかしまだ日本の多くの歯科医に浸透してはいないのが現実です。そのＩＳＣＤのトレーナーは世界でもまだそう多くはないようで、
この日本でさえ理事長の草間をはじめとしてまだ１０人しかいないのです。来月もシロナでの第２回目の草間セミナーが開催されます。私はお手伝いしながら受講できるため楽しみでもあります。
ところで本来ならそちらのフォーラムへの参加を予定していた私だったのですが、先月他のセミナーへの受講を
することになり参加を断念したんです。そのセミナーとは「Essix アプライアンス」といっていわゆるワイヤーなどを一切使用しない矯正治療です。そちらでは講義のみならず実習も含まれていたため、厳しい先生のもとなんとか技術を習得できました。実はその厳しい先生というのが偶然にも高校の同級生で現在恵比寿で開業している深川先生だったのです。彼はメイン講師の宮井先生のアシスタントとして参加してましたが、１０年ぶりくらいの再会にとても楽しい時間を過ごせました。知り合いだったので普通では聞けないこともたくさん聞けたのでそうは安くない受講費の元も十分に取れたと思います。
近々当院でも「Essix アプライアンス」を用いた治療を私が行う予定です。今までワイヤーでしか治せなかった症例などが見た目を気にせず綺麗な歯並びになるわけですから、かなりのニーズが予想されます。海外でも(もちろん日本でも）かなり多くの芸能人、ハリウッドスターもこの「Essix アプライアンス」の患者さんらしいので今の見た目をきにする一般の方も気軽に美しい歯並びが手に入れられるいい時代だなあとも思います。