こんにちは! 13期ウェブ係の瀬尾駿人です!

7/17は夏休み前最後のゼミ活動でした。今回は5/15に行われて以来の公開シンポジウムに参加しました! 前回と同様三田キャンパスにて行われた今回のシンポジウムは、慶應義塾大学朝鮮半島研究センター創立15周年を記念した会で、「新たな日韓協力の時代へ」というテーマとなっていました!西野先生が司会を務め、計7名の教授と尹大使が今回は参加してくださり、パネル討論が行われました。

セッション1では、慶応義塾大学名誉教授である添谷芳秀教授、成均館大学のイ・スクジョン教授、国民大学のイ・ウォンドク教授の3名が登壇してくだいさいました。「日韓関係の回顧と展望ーー新たな協力への教訓」についての討論が行われ、それぞれ3名の方々が、これまでの①日韓の軌跡の回顧、②今後のための教訓、③新たな可能性と課題という、3点の質問に対し独自の考えを述べてくださいました。

1990年代に見られた日韓のパートナーシップ、特に98年の金大中ー小渕宣言が前向きな日韓関係においてマイルストーン的な意味があるというお話が印象に残りました。日韓関係における、政治的リーダーシップの役割が非常に大切であり、重要な変動要因であると共に、多様な両国市民の交流や認識、グローバルな視座からの日韓関係の捉え方が鍵となることを改めて認識させられました!

セッション2では、神田外国語大学の阪田恭代教授、梨花女子大学のパク・ウォンゴン教授、南山大学教授の平岩俊司教授の3名が登壇してくださり、「日米韓連携の中の日韓協力ーー可能性、課題、展望」についてご意見をいただきました。

セッション1と類似して、①現状分析、②可能性と課題、③今後の展望という3つの質問に対し意見を述べてくださいました。日韓の協力を多国間の枠組みの中で捉えて包括的なパートナーシップを深め、広げていくことが重要であると全体を通して感じられました。また、阪田教授のお話では日韓における制度化については期待を上げすぎず慎重に行うべきという所が印象に残り、平岩教授のお話では日米韓と日中韓の協力は前提とする軸や性質が異なるために両立可能とのご意見が印象に残りました。今後の国際政治の変動と共に日韓関係がどう変化していくのか注目ですね!

セッションの後にはゼミ生からの質問もさせていただき、全体として得るものが多いシンポジウムになったと感じています。

夏休み前最後のゼミを終えて、ここまであっという間であったなと感じています。毎週の課題が大変であったりしたけれど、とても良い同期や先輩と出会えて良かったと思います。テストが始まり、忙しい夏休みがやってきて、8月から留学に行ってしまう同期もいてなんだか寂しい気持ちです、、。ですが、ゼミ後に飲みに行ったり、BBQに行ったり、合宿に行ったりと楽しい思い出がたくさんできた前期ゼミ活動だったと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!活動報告はしばらく間が空きますが今後もお楽しみに!