今季を振り返る 2
そんなこんなで12月19日の天皇杯を終えたんだけど
それから俺が行ったことといえば
1月15・16日の県リーグ決勝大会へ向けてのメンバー集め。
はっきりいってこんな事やってる奴なんて
誰も他にいなかったし
サポーターとして応援するという事を誰も真剣に考えてなかった。
それ以前に、長崎にJ?有明SCって何?
そこからだった。
今となってはサポーターもファンもボチボチ増えたが【全然まだまだだけど】
このころは俺と俺の事をよく知る友達だけだった。
そうは言いながらも横断幕も作成し、太鼓も準備しなければならない。
太鼓は3500円でリサイクルショップで適当に買った。
横断幕は1月1日に書こうと決めていたので
俺の家でいかりやと二人で書いた。
前日の夜から二人で夢を語り合い
朝まで焼酎を鬼のように飲んでいたが
元旦、いざ書く時はお互いピリリとした雰囲気で
会話も休憩もなく
一つのミスをする事もなく
最高の作品を作り上げた。
なぜか『小嶺魂』という言葉になったかだけれども
その時チームに最も適した言葉だったからだ。
ダサい言葉だと笑う奴は笑えばいいと思いながら書いた。
『絶対成功させてやる。』その気持ちを一番表した、いい言葉だった。
チームカラーも何も決まっていなかったので国見カラーにした。
100年後もこの旗はスタジアムにあるだろう。
そして1月3日に『ULTRA NAGASAKI』を作成することになった。
書く場所がなんとJRの高架下、松山の陸上競技場だった。
寒さで死人が出る程だったし、手がかじかんでうまく書けなかった。
そして集中が難しいし、風が強くて幕が何度も裏返り、ペンキまみれになった。
このときは7人で書いた。はっきり行って場所の段階で間違っていた。
みなさんごめんなさい。あと飛ばないように抑えてくれた
初めてのTV取材のNIBさんありがとうございました。
お手数かけました。
そしてついに運命の大会
1月15.16日の県リーグ決勝大会が鹿児島の中山運動公園がやってきた。
結局 俺、ゆッくん、栃木、焼酎ガールズ(ひとみ、唐津)の5人だったんだ。
このうち明らかに焼酎ガールズはサッカーとか関係ない
キャラで鹿児島1泊温泉旅行で呑みに来ただけだし
長崎県出身者でも何でもなかった(笑)
また栃木は広島出身で鳥栖在住だし
ゆっくんは長崎出身だけど久留米在住と多国籍軍だったし
長崎の純血は俺だけだった。
ホント変なサポーター?だった。
応援の歌とか全然決めてないし打ち合わせも前日飲みながら
『ゴッドファーザー歌いたい』とか
『君が代の替え歌にしよう』とか
『国見の校歌90分歌おう』とか
かなり適当でナンも考えてなかった。
太鼓も当日朝会場に早く着きすぎて暇だったのでスプレーで青と黄色に塗った。
かなり汚かった。
この会場入りが無意味に早いのはULTRA NAGASAKIの伝統で
この日も朝3時半とかに着いてしまった。
あまりにも無意味に早く着いたのでサッカーしようとしたが
氷点下のために寒すぎてできなかった、
仕方なく朝まで車内で寝てた。
すると5時ごろ九州INAXや熊本教員団などがぞろぞろ着はじめて
なんという早朝サッカーだ!!
このような環境に腰を抜かした。