けれど当時は子育て真っ最中。
夜の外出なんて想像も出来なかった。
それが
やっと
叶いました。
いえ
叶えました!(笑)
高校生の頃から数えきれないほど足を運んできましたが、
夜の知恩院さんは初めてです♪
東大路通から望む
ドキドキ💓
人がいないし暗いからちょっと怖いわ
紫色の幕が見える辺りにさしかかると
読経⁈のような声が聞こえてきました。
国宝の三門✨
闇に浮かび上がっています✨
三門には諸説ありますが、
知恩院さんでは
「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」という、悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門(三解脱門:さんげだつもん)を意味しています。
南禅寺、仁和寺、東福寺…組み合わせは色々ありますが、知恩院三門は京都三大三門の一つとして間違いありません❣️
ねきまで歩くと
ポップな電飾が
浄土宗開宗850年を伝えています。
受け付けをして並びます。
あそこを登らせていただけるのだわ💓ドキドキ💓
急な階段です。
・参加証
京町家だったおばあちゃん宅の中二階へ上がる階段を思い出します。
両サイドに縄が張ってあって、
それをしっかりとつかんで上がります。
貴重な三門上からの眺め。
ほんの少しですが動画を撮りました。木魚を叩く音も入っています。
堂内は撮影禁止ですので、知恩院さんのチラシから
入り口には幕があり、お寺の方が手で端へ寄せて入らせてくださいます。
薄暗くて目が慣れるにつれ、圧倒されます。
真ん中には宝冠を被った宝冠釈迦牟尼仏、その左右には16羅漢さんがずらっと並んでいらっしゃって、少しばかりインド🇮🇳を感じます。
宝冠釈迦牟尼仏の前には法然上人のご分身(お像)も安置されています。
天井には天女や迦陵頻伽、和の楽器、龍などが極彩色で描かれています。
400年前そのままの色です
板間には畳が並行に敷かれ、一畳に小ぶりの木魚が3つ置かれています。
出入り口付近の両端だけは畳は縦向きで木魚は2つでした。
空いている場所に適宜座り、
「なむ あみ だぶ」とお唱えしながら
頭打ちで木魚をたたきます。
好きなだけ、気の済むまで居られるのです
30分位はすぐに時間が経っていました。
こちらは御忌の小冊子内から
一番前には〝ツワモノ席〟と呼ばれる、
開始から最後までいらっしゃる一般の方用の座布団席がありました。
長居したい反面、待ってらっしゃる方や電車の時間も気になるので適度においとましました。
三門を出て見上げた空には
法然上人の御歌
〝月影の いたらぬ里は なけれども 眺むる人の 心にぞすむ〝
を思わせるような
月が明るく輝いていました。
・この日限定の御朱印
・お土産
左のバッグには切れ目があり、クリアファイルとして使えます。
・翌日の京都新聞の記事・