京都十六社巡り
最後です。
今年の成就社は
六孫王神社⛩になりました。
六孫王は、清和天皇の六男を父として生まれ、経基と名づけられましたが、皇室では六男の六と天皇の孫ということで六孫王と呼ばれていました。
十五才にて元服、源の姓を賜わり、先例に従い臣籍に加えられました。
承平・天慶の乱に東国・西国の追討使を承り、現地に赴き凱旋の後、鎮守府将軍に任じられました。
王は現在の社地に住居を構え、臨終に臨み「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ」と遺言されました。
王の長子、満仲公は遺骸を当地に埋葬され(本殿後方に石積の神廟がある)その前に社殿を築いたのが、六孫王神社の始まりです。
去年はこんな感じでした⏬
ここでサギを見たのは初めてです。
手水舎の龍🐉には
お屋根付きです🏠
神馬像
今年も来られましたありがとうございます♪
御朱印をいただいて、コンプリートの記念品もいただきました。
神龍池の神龍拝所でも手を合わせます。
そのあとは
琵琶湖の竹生島から灌頂された弁財天さまにお参りです。
満仲誕生のおり井戸上に琵琶湖の竹生島より弁財天を勧請し、安産を祈願し産湯に使ったと云う、誕生水弁財天社です。
鈴緒の向かって左側奥に
白絹の四隅を縫い合わせて手足を作り、綿を詰めて頭を差し込んだ布製の
這子が見えました。
這子(ほうこ)とは、幼児の四つ這(ば)いの姿に作ったお人形のこと。 天児(あまがつ)と同様に、平安時代を起源とし、幼児の穢れ(けがれ)や厄(やく)を祓(はら)う人形として用いられます。