壺阪寺の続きです。



真言の森。


四国八十八ヶ所のお砂踏みが出来ます。



木に隠れるようにあった階段を上がると



・時空殿

壺阪寺開創1300年を記念して

2003年に設けられました。

白檀の観音さまと信徒さん方の願いの込められたカプセルが納められているそう。

次回開扉は2053年。


時空殿から右を向くと


真言八祖がお並びです。(真言八祖(しんごんはっそ)とは真言宗で崇拝される8人の祖師のことで、真言宗の教法を伝授継承したとされる「付法(ふほう)の八祖」と、教法の継承拡充に貢献したとされる「伝持(でんじ)の八祖」の二つがあります。)

こちらの像は伝持の八祖。

恵果阿闍梨は両方の第七祖。

弘法大師は両方の第八祖になります。



・第一祖

龍猛菩薩(りゅうみょうぼさつ)

インド仏教の僧で三鈷杵を持つ。

龍樹と同一とされる。




・第ニ祖

龍智菩薩

インドの僧。梵経を持つ





・第三祖

金剛智三蔵

インドで生まれ中国・唐で活躍した僧

(671-741)。念珠を持つ。



・第四祖

不空三蔵

中国・唐代の僧
(705-774)

右手の人指し指を立てる



・第五祖

善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)

インド・摩伽陀国(マガダこく)の国王、訳経僧
(637-735)




・第六祖

一行阿闍梨


中国・唐代の僧
(683-727)


・第七祖

恵果阿闍梨(けいかあじゃり)

中国・唐代の僧
(746-806)

童子を伴う。


その童子は↓お大師さまの方に写っています💧





・第八祖

弘法大師

真言宗の開祖
(774-835)

五鈷杵を持つ


第四祖までの履き物と


以降の履き物の形が違いました。


ここからはこの風景が眺められます。


続きます。